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7月の3連休に「自由が丘納涼盆踊り大会」開催へ 今年も新曲投入

東急東横線・大井町線自由が丘駅前で開かれる「自由が丘納涼盆踊り大会」昨年開催時の様子(写真提供=自由が丘商店街振興組合)

東急東横線・大井町線自由が丘駅前で開かれる「自由が丘納涼盆踊り大会」昨年開催時の様子(写真提供=自由が丘商店街振興組合)

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 自由が丘駅前ロータリーで7月19日~21日の3日間、夏の恒例行事「自由が丘納涼盆踊り大会」が開かれる。

「大東京音頭」(SEKAI NO OWARI 「RPG」バージョン)の振り付け動画のワンシーン

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 自由が丘の盆踊りは都内では数少ない「駅前」が会場。駅前広場に組まれた特設やぐらを囲むように踊りの輪が二重、三重に広がる。

 子どもからシニアまで幅広い世代に長年親しまれてきた盆踊り大会だが、主催する自由が丘商店街振興組合で地域振興部長を務める田中章彦さんによれば、コロナ禍で開催を中止した2年間に複数の踊り手グループが活動を休止し、踊り手の高齢化も重なって「このままでは盆踊り大会の存続が危ういと感じた」という。

 そこで2023年から、盆踊りで使う楽曲に若い世代や地元住民にファンが多いアーティストの人気曲を投入し、その振り付け動画を振興組合のユーチューブチャンネルで公開するなどして盆踊り大会の活性化に取り組んできた。

 「この2年間で踊り手の仲間が増えたなと手応えを感じた」という田中さんは今年、踊り手の公式統一団体となる「JBLA(自由が丘盆踊りラバーズ・アソシエーション)」を設立。メンバーは盆踊り大会当日、盆踊りをリードする「トップパフォーマー」として特設やぐらや会場の随所で踊り、会場を盛り上げるという。

 昨年に続き、定番曲の振り付けとヒットソングをコラボレーションした新曲を投入。今回は、東京の盆踊りの定番曲として知られる「大東京音頭」の振り付けで、人気バンドSEKAI NO OWARIのヒット曲「RPG」を踊る。同曲を含む、盆踊り大会で使う全13曲分の振り付け動画はユーチューブチャンネルで見ることができる。

 大会に向け、JBLAのメンバーと踊りの練習に日々励んでいるという田中さんは「皆さんからの期待に応えるかたちで今年も新曲を増やした。動画で振り付けを覚え、踊りに来てほしい」と参加を呼びかける。

 開催時間は、19日=子どもの部18時10分(予定)~19時、一般の部19時~20時30分、20日・21日=同17時30分~18時30分、同18時30分~20時30分。20日・21日には会場にミニ縁日「こども広場」(13時~16時30分予定)も設ける。

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