見る・遊ぶ

60年代アートを感じさせる「切り絵」展-深沢「天童木工PLY」で

アート+音楽+インテリアのコラボで楽しさが広がる「ちょっきんきりえ展」会場の様子

アート+音楽+インテリアのコラボで楽しさが広がる「ちょっきんきりえ展」会場の様子

  • 0

  •  

 天童木工オフィシャルショップ「天童木工PLY(プライ)」(世田谷区深沢4)で、切り絵アーティスト・タカミザワユウヤさんの作品展「ちょっきんきりえ展 vol.3 おいしいコンポジション」が開催されている。

[広告]

 タカミザワさんの作品展は、今年5月に続いて3回目。淡い水色を基調とした同店併設展示室に、ミッドセンチュリーの商業美術のようなポップな色使いと構図が特徴のタカミザワさんの切り絵作品約30点を展示する。

 世田谷区駒沢在住のタカミザワさんは、1996年に武蔵野美術大学建築科を卒業し、現在は切り絵を用いたイラスト作家として活動。今回は「おいしい」をキーワードに、タカミザワさんが日々の生活や音楽から感じ取った楽しい気持ち、躍動感、リズム感が表現された作品がそろった。

 自身の作品について、タカミザワさんは「制作に使用する道具はカッター、はさみ、のりとどこでも手に入るものばかり。誰にでもできる方法で世界にひとつしか作れないもの、そして子どもから年配の方まで誰にでもわかりやすく、楽しんでもらえる作品を作りたい」と話す。

 会場内は、前回に引き続き、音楽文筆家で「Cafe Apres-midi」の選曲やCDライナー・ノーツなどを手掛ける吉本宏さんが選曲した音楽をコラボレート。同店で取り扱うチェアに座って、朝夕の時間帯やクリスマスなどの季節もイメージした選曲とともに作品を楽しむことができる。

 営業時間は11時~20時。水曜定休。今月23日まで。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース