自由が丘に唐辛子がメーンの鍋料理店-黒ゴマ「黒鍋」としょうゆ「赤鍋」

唐辛子の辛さに色別のうま味が加わった「黒鍋」(写真左)と「赤鍋」(右)

唐辛子の辛さに色別のうま味が加わった「黒鍋」(写真左)と「赤鍋」(右)

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 自由が丘北口エリアに12月1日、創作料理「旨辛 ダイニング 香季庵(うまからダイニングこうきあん)」(目黒区自由が丘1、TEL 03-3725-4350)がオープンした。

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 同店は、創作和食ダイニング「くずし和食 銀座 香季庵」(中央区)の姉妹店。うま味のエッセンスとして「唐辛子」を取り入れた鍋料理と創作料理を提供する。

 出店場所は、自由が丘駅北口改札に面したわかくさ通り沿いにあるビル2階部分、旧「タンドロン」跡。店内はコンセプトカラーの赤と黒を配した作りで、各テーブルのガラス天板下のディスプレー部分にはびっしりと赤唐辛子を敷き詰めてビジュアルでも辛さを演出。席数はテーブル席42席。

 料理に使う唐辛子は、韓国産のものを含めて全3種類。料理内容に応じて使い分ける。主力となるメニューは、唐辛子を使った2色の鍋料理「Black:黒鍋」「Red:赤鍋」(各1,280円、2人前~)。「黒鍋」は黒ゴマベースで、ヒジキ、イカスミを加えたコクのある味わい。「赤鍋」はしょうゆベースで、山椒、ゴマ、キノコであっさり味に仕上げた。

 両鍋とも「新陳代謝や食欲がアップする程度の辛さ」(同店)とのことだが、より辛さを増したい場合は、同店オリジナル辛味噌「カラット」(1~3カラット=100円、4~7カラット=300円、8~10カラット=600円)で調節することができる。

 アラカルトでは、味付きキャベツの中にクリームチーズや海鮮などを詰めたソフトボール状の「香季庵ボール」(800円)、キムチで野菜を巻き込んだ「ふつうじゃないのよ 豚キムチ」(800円)などネーミングや料理内容に辛さと遊び心を加えたメニューをそろえる。

 ドリンクは、種入り唐辛子が入った「名物!とうがらしサワー」(580円)、トマトリキュールのソーダ割に隠し味としてタバスコを加えてさっぱりと仕上げた「トマトのピリ辛カクテル」(650円)など辛いメニューのほか、「黒ウーロンハイ」(580円)などの健康系サワーや、焼酎、日本酒など。

 自由が丘への出店について、同店マネージャーの原美穂さんは「姉妹店のある銀座は、かしこまった装いの男女が多いが、もっと若い子もいて元気や活力のある街に出店したいと考えて自由が丘を選んだ。自由が丘は地域密着店が多いので、普段使いで楽しんでいただける常連客を増やしていきたい」と話す。

 昼は、「黒鍋」「赤鍋」の具材をポトフ風にアレンジした「黒セット」「赤セット」(各1,000円)を提供。客単価は昼=1,000円、夜=4,000円で、「辛いものを好む」幅広い年齢層の利用客を見込む。

 営業時間は11時30分~15時、17時~23時。

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