例年数十万人を動員する自由が丘最大のイベント「第37回 自由が丘女神まつり」が10月11日・12日、開催される。主催は自由が丘商店街振興組合(目黒区自由が丘1)。
相川七瀬さんのライブなどが行われる「自由が丘女神まつり」駅前特設ステージ
毎年10月開催の同イベントは、自由が丘駅前ロータリーに建つ「女神像」前に作られた特設ステージをメーンに、各商店街ごとに企画した飲食・物品販売、ライブなどを街中で展開するもの。
同イベントの今年のテーマ「自由が丘WAVE」について、同組合企画イベント部長の原武さんは「景気回復が叫ばれる今日この頃、女神まつりを作るにあたってのキーワードとして『元気』を選んだ。景気が良くないのはどこの街も同じだけれど、でも自由が丘の街はいつも元気だぞ!そんな元気なウェーブを『女神まつり』に遊びに来てくださる一人ひとりに感じていただける内容を目指した」と話す。
駅前メーンステージでは、相川七瀬さんのスペシャルライブ(12日)などのコンサート、今春より始まった自由が丘の街の真ん中でミツバチを育てる「おかバチプロジェクト」で採みつしたはちみつによるオリジナルスイーツ「おかばちスイーツ」のトークショー(12日)、そのほか「ドラえもんショー」(11日)など子ども向けのショーも行われる。
各商店街によるイベントは、自由が丘の街に点在する形で計11会場で行われる。「約10年前から現在のスタイルになったが、良い意味での『街の競争』で年々クオリティーもアップ。来街者の滞在時間も増えている」(原さん)とも。
そのほか産業能率大学(世田谷区等々力)経営学部の学生が、同組合との連携により今春新設された都市型ビジネス授業「自由が丘イベントコラボレーション」の一環で各種イベントのアシスタントスタッフとして参加する。同学部現代ビジネス学科ビジネス経営コース3年の伊東照仁さんは「自分は地方出身だけに『都会のお祭りはこんなにすごいのか!』とその内容に驚かされた。自由が丘は商店街の人々のつながりも強く、老若男女どの年代でも楽しめるステージやイベントがあるのが魅力」と話す。
イベント詳細スケジュールは、同商店街振興組合公式サイトやイベント期間中に配布する公式パンフレットで告知する。