自由が丘北口に11月3日、米粉ドーナツ専門店「手焼き工房 まいどーなっつ自由が丘店」（目黒区自由が丘1）がオープンした。運営は飲食店経営などを手掛けるアストナ（神奈川県川崎市）。

「米」のロゴマークが目印、「手焼き工房 まいどーなっつ自由が丘店」外観

　国産有機米粉を100％使う同店のドーナツは、油で揚げない焼きドーナツスタイル。米粉ならではの「焼きたてはサクサク、時間を置くとしっとりモチモチした食感」が特徴。専用のドーナツメーカーを使い、当日販売分を店内で調理する。

　出店場所は、女神通り（自由が丘ひかり街沿い）から1本入った場所にある路面店。店舗面積は約14坪。テークアウト中心だが、店内にはイートインスペース3席を用意する。

　ラインアップは、スイーツ系・フルーツ系・野菜系の全15種類。売り上げ上位の「チョコチップ」「濃厚チーズ」「カボチャ」は生地に各素材を練り込み、さらにダイスカットしたチーズやカボチャなどを入れて焼き上げる。

　「ブルーベリー」などのフルーツ系は、ドライフルーツとリキュールを使用することで「口の中に入れたときの香りと後味」が楽しめるよう工夫した。また全てのドーナツには、美容効果があるとされる天然マリンコラーゲンを配合する。価格はプレーン（190円）を除き各200円。

　開店以降、食に関心が高いと思われる30～40代の子ども連れの女性客が多いという。「油で揚げないため脂肪分はほとんどなく、米粉なので小麦アレルギーのお子さんにも安心して食べていただける。腹持ちも良いので、朝食や夜食にもおすすめ」と塩川智人店長。

　今後はトマトやニンジンなどの新フレーバーや、期間限定ドーナツなども販売する予定。「米粉パンやドーナツ店などが集まる自由が丘で、新しいドーナツ・米粉ドーナツ専門店として勝負できれば」とし、全国展開も視野に入れているという。

　営業時間は10時～21時。