陶芸ショップ「きらら館 自由が丘店」(目黒区自由が丘2、TEL 03-5726-3309)で現在、同店恒例の正月企画「ねこ展」が開かれている。
表情と雰囲気がかわいらしい、益子焼作家・かとうゆみさんの作品「ねこ」
全国各地からえりすぐった陶芸作家の「猫作品」を一堂に集めた同展。今から7年前、正月の縁起物企画で猫とフクロウの陶芸作品を取り上げたところ、「特に猫ものが人気だった」ことから、同店の正月企画展として毎年開催。猫好きのファンから好評を集めている。
今回出展するのは、笠間焼や益子焼、瀬戸焼などを手掛ける陶芸作家10組。「他にはあまり見ないようなデザインを手掛ける作家を中心に、それぞれがつくり出す猫の雰囲気もかぶらないようさまざまなタイプの作家を毎年選んでいる」と同店の中林由香梨さん。
展示販売するのは、皿や鉢などの器約110点、カップ類約70点、置物約130点、箸置きなどの小物約80点。
主な作家と作品は、笠間焼作家・大崎透さん「快快(かいかい)」(4,410円)、「招ききじ猫」(3,570円)、「伸び猫(きじ猫)」(4,410円)、益子焼作家・かとうゆみさん「ねこ」(2,520円)などの置物、千葉在住の陶芸家・すみ田理恵さんによる「ポット」(5,880円)や「マグカップ」(3,570円)など。
「猫の特徴を捉えつつデフォルメされたポーズがかわいらしいものや、細部までリアルに作られていて本当にそこに猫がいるかのような独特の存在感のあるものなど、さまざまな猫が集まった。ぜひお気に入りのネコを見つけてもらえたら」とも。
営業時間は11時~19時。1月15日まで。