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脚本家志望者のための「シナリオ&ドラマフェス」-めぐろパーシモンで

「シナリオ&ドラマフェス」では、昨年5月に亡くなった新藤兼人監督(写真)による「シナリオ創作論講義」の映像も上映する

「シナリオ&ドラマフェス」では、昨年5月に亡くなった新藤兼人監督(写真)による「シナリオ創作論講義」の映像も上映する

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 めぐろパーシモンホール・小ホール(目黒区八雲1)で2月24日、「シナリオ&ドラマ フェスティバル」が開催される。主催は、雑誌「月刊シナリオ」「月刊ドラマ」を発行する映人社(港区)ほか。

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 ドラマの原点であるシナリオ・脚本に親しんでもらおうと、日本で唯一の「脚本」専門出版社である同社が初めて企画した同フェス。シナリオにまつわる講義映像やラジオ番組公開録音、シンポジウムなどを行う。

 「世の中のあらゆるエンターテインメントの根幹を担っているのは脚本だが、脚本の主な用途は制作現場で使われる『設計図』ということもあり、一般の方々の目に触れる機会が少ないのが実情」と話すのは、「月刊ドラマ」編集部の黒沢広之さん。今回の同フェスを通して「脚本が持つ力を幅広い層にアピールしたい」と意気込む。

 当日は、昨年亡くなった映画監督・新藤兼人さんが2006年に都内で行った「シナリオ創作論講義」の上映(10時15分~)、NHK朝ドラ「梅ちゃん先生」の脚本を手掛けた尾崎将也さんらをゲストに迎えるラジオ番組「カフェ・ラ・テ」(ラジオ日本)の公開録音(12時30分~)を予定。

 テレビ局主催のシナリオコンクール審査員や担当者らが参加するシンポジウム(14時30分~)では、「私たちが脚本家志望者に求めること」と題してコンクールを通じてどんな作品や人材に会いたいかを語る。そのほか、シナリオ学校合同説明会や同社関連書籍の即売会も行う。

 開催時間は9時45分~16時。入場無料。問い合わせは同社(TEL 03-3585-0965、平日10時~17時)まで。

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