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自由が丘に「大人のための食堂」-ブルーノートがプロデュース

レンガや木材など温かみを感じさせる素材を使った「ブルーブックスカフェ自由が丘」店内の様子

レンガや木材など温かみを感じさせる素材を使った「ブルーブックスカフェ自由が丘」店内の様子

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 自由が丘北口に10月10日、「ブルーブックスカフェ自由が丘」(目黒区自由が丘2)がオープンした。運営は8686(渋谷区)。

(写真)ランチタイムの目玉「ブルーブックスカフェのハンバーガー」

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 ブルーノート・ジャパン(港区)がプロデュースするブックカフェとして、静岡店に次いで2店舗目となる同店。「自分のいる街、大好きな街の一角に毎日でも通いたくなる『大人のための食堂』があったら」をコンセプトに、オムライスやナポリタンなど懐かしさを感じさせるフードメニューをラインアップ。合わせて「本のある食堂」をテーマに、ブックディレクター幅允孝さんセレクトによる約1000冊の本も並べる。

 場所はサンセットアレイ通り沿いにあるビル地下、旧「ガレット&クレープ So」跡。店舗面積は66坪。店内はレンガや木材など温かみを感じさせる素材を使い、スマートカジュアルな雰囲気に仕上げた。席数はカウンター席、テーブル席、ソファ席の計77席。

 ランチタイム(11時30分~14時30分)は、ハンバーグのようなパティが特徴の「ブルーブックスカフェのハンバーガー」(1,200円)などボリュームのあるメニューをそろえ、スモールサラダとバゲットが付いた各種ランチメニュー(1,000円~)も用意する。

 ディナータイム(17時30分~22時)は、3つ星レストラン「ラ・コートドール」出身でブルーノート東京グループ・シニアシェフの長澤宜久さんが手掛けたオリジナルメニューもラインアップする。

 日本ならではの居酒屋メニューをベースにしたという串揚プレート(900円~)、「こだわり卵のオムライス」(1,100円)、「自由が丘のナポリタン」(1,000円)などのレトロメニュー、ロールキャベツ「ココットで煮込んだシューファルシ」(2,000円)など。前菜(500円~)、サラダ(800円~)、メーンディッシュ(1,600円~)のほか、オリジナルクラフトビール「ブルーノート東京ビール」(レギュラー=700円)などのアルコールメニューも。

 店内各所に置かれた本棚には「暮らしと食」「旅と自然」「美しく生きる」など棚ごとにテーマが設定されており、自由に手に取って読むことができる。

 ブックディレクションを手掛けた幅さんによれば、「自由が丘の人たちの日頃の散歩が楽しくなるような本、日々の生活の『背中押し』になるような本」をセレクトし、自由が丘ならではの「女性」を意識した作家や画集などが多いのも特徴という。

 「冊数は少ないが内容を厳選し、本棚にもあえて余裕を持たせた。最近は検索型の世の中で人は自分が知っている本しか手に取らないが、(ここが)知らない本に偶然出くわしてもらう場所になれば」と幅さん。約1カ月ごとに本のラインアップをマイナーチェンジし、「自由が丘ならではの本文化も増やしていきたい」とも。

 営業時間は11時30分~23時。

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