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イラストレーターgooさんが自由が丘で個展-「幸せそうなおじさん」テーマ

見る人の想像が広がるgooさんのイラスト作品「When?Where?Who?What?」展より

見る人の想像が広がるgooさんのイラスト作品「When?Where?Who?What?」展より

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 自由が丘北口のギャラリー「KIAN art gallery(キアン アート ギャラリー)」(目黒区自由が丘1、TEL 03-5731-6980)で現在、イラストレーターgooさんの個展「When? Where? Who? What?」が開かれている。

シルクスクリーン作品やグッズなどgooさん(写真)が描く世界観が楽しめる展示に

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 大阪在住のgooさんは1987(昭和62)年生まれ。京都造形芸術大学在学中はファッションデザインを専攻していたが、彼女が描いたイラストが出版社の編集者の目にとまり、イラストレーターとしてデビュー。2009年「日本写真印刷80周年記念本『I'm here』」をはじめ、さまざまな媒体や企業、イベントのイラストを幅広く手掛けている。

 gooさんにとって初の個展となる同展では「男の子が憧れる、幸せそうなおじさん」をテーマにしたプリント作品など約30点を展示。作品と合わせて、長野県在住の木工作家・中田裕明さんによる手製家具「Tunnel works」のソファを置くなど「男の子の部屋」をイメージした展示スペースに仕上げた。

 gooさんの描く人物は外国人風のエッセンスが感じられ、さらに身に付けている洋服や小物のコーディネートもおしゃれで目を引く。gooさんによれば、「種類豊富な女性服よりも、スタンダードな男性服を描くことが好き」なのだという。

 メーン展示は、紙とインクにこだわったレトロな雰囲気の孔版(こうはん)印刷による作品群。「作品を見るだけでなく楽しんでほしい」と、来場者が自分の好きな作品を選んでその場で製本し購入できる。価格は作品1点=150円。

 そのほか、ワークショップ「着せ替えスタンプでおじさんをコーディネート」では、無地のトートバッグにおじさんの顔などのパーツ、服やメガネなどの小物を描いたスタンプを押して、オリジナル作品をつくることができる。参加料は1,200円。

 同展を企画した同ギャラリー・マネジャーの石川佳世子さんは「一連の作品からもわかるように、作品1枚から『このおじさんはいつも何をしているのだろう』といろいろな想像が広がっていく。見た方に自分のストーリーを作って楽しんでもらえたら」と話す。

 営業時間は12時~18時。11月3日まで。

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