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自由が丘の製菓材料店「クオカ」、手作りバレンタイン商品や講座多彩に

菓子作り初心者でも楽しめる「チョコホリック2016」ワークショップ。写真はマシュマロを使ったオリジナルチョコパイを作る「濃厚ガナッシュとラズベリー香るチョコレートパイ」

菓子作り初心者でも楽しめる「チョコホリック2016」ワークショップ。写真はマシュマロを使ったオリジナルチョコパイを作る「濃厚ガナッシュとラズベリー香るチョコレートパイ」

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 製菓製パン材料・器具販売の「クオカショップ 自由が丘本店」(目黒区緑が丘1、TEL 03-5731-6200)で2月14日のバレンタインデーを前に、製菓用チョコレートやオリジナル商品、関連イベントが活況を見せている。

製菓用チョコレート今年のラインアップで「注目」の仏ヴァローナ社新製品「イランカ」

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 毎年、バレンタイン商戦には製菓用チョコレート100種類をラインアップし、菓子作り初心者から上級者まで幅広く支持を集める同店。運営するクオカプランニング(同)広報担当の三谷ふきさんによれば、ここ数年は「カカオ豆の産地」が注目ポイントで、各メーカーとも産地や品種にこだわったチョコレートを発売しているという。

 「エクアドル、ベネズエラ、コロンビア、ガーナなどのほか、今年はペルー、ベトナムなどこれまであまりカカオ豆のイメージがなかった産地のものもそろえた」という今年のラインアップ。同店「注目チョコレート」として挙がったのは、パティシエに評価の高い仏ヴァローナ社の新製品「イランカ」(200グラム=1,296円)で、ペルー産の希少な白いカカオ豆「グラン・ブランコ」を使った他にない味わいが特長だという。

 「使いやすくお子さんも食べやすい国産チョコレートも、産地に特化した個性のあるバリエーションが増えた」といい、ブラジル産カカオ豆を使った明治チョコレート「グリーンカカオ62%」(同920円)などは手頃な価格も魅力となっている。

 同店では1月29日から、こうした製菓用チョコレートの魅力を知って楽しんでもらいたいとテイスティングやチョコレートを使った菓子作りが体験できる予約制イベント「チョコホリック2016」を開催する。

 内容は、今年のバレンタイン注目素材・マシュマロを使ったオリジナルチョコパイを作る「濃厚ガナッシュとラズベリー香るチョコレートパイ」(1月31日開講、参加料2,500円)、SNS上で話題の「キャラチョコ」をバレンタイン風にアレンジした「私だけのオリジナルチョコプレート ショコラのタルトにのせて」(同)など。「簡単な工程ながらデコレーションも楽しめ満足度の高いスイーツに仕上がるもの、オリジナルの道具類を使って細かい表現ができるものなどを用意する。初心者の方にもこの機会に体験いただけたら」とも。

 近年、学生同士や幼稚園のママ友同士でお菓子交換する「友チョコ」がバレンタインの主流となりつつあるが、そうしたニーズを重視したオリジナル開発商品「cuoca バレンタイン手作りキット 2016」の販売も始めた。

 同商品も今年のトレンドを取り入れ、SNS上で話題の「抱っこくまクッキー」が作れる「みんなにあげたいHAPPYくまちゃんクッキー」(約30枚分=2,160円)、マシュマロを使った「レンジで簡単 ときめきいちごのマシュマロブラウニー」(約10本分=1,080円)も新たに加えた全8種で展開する。

 営業時間は10時~20時。「チョコホリック2016」の予約は、同店併設の製菓・製パンスクール「cuoca studio」ウェブサイトで受け付ける。

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