食べる

自由が丘にキャンプファイアダイニング「バンフ」 まき火専用グリルで調理

目の前で薪専用グリルの炎と薪のはぜる音が楽しめる「THE BANFF」ラウンド型カウンター席

目の前で薪専用グリルの炎と薪のはぜる音が楽しめる「THE BANFF」ラウンド型カウンター席

  • 0

  •  

 自由が丘南口に7月30日、キャンプファイアダイニング「Campfired Grill & Cafe THE BANFF(バンフ)」(目黒区自由が丘1、TEL 03-6421-4173)がオープンした。運営はカーム(港区)。

目の前で薪をくべて調理する特注の薪専用グリル(写真)

[広告]

 バーベキューなどグリル料理を提供する店の多くはチャコール(木炭)グリルを使うが、同店は店内に薪(まき)専用グリルを設置し、ナラの木を燃やして強い炎と煙で一気に調理する「ウッドファイヤード・グリル(WOOD-FIRED GRILL)」が特長。遠赤外線効果によるジューシーな食感と独特の薪の香りが楽しめる。

 店名の「バンフ」は、世界最高峰のアウドドア・ドキュメンタリー映画祭が行われるカナダの町に由来。プロサーファーを目指したこともあるアウトドア派の釜谷道夫社長が、知人を通じて同町に興味を持ち、訪れたことが同店開業につながったという。

 「現地で出会った先住民から『部族同士で集まる儀式ではキャンプファイアを行う』と聞き、私たちが火を囲むと穏やかな気持ちになるのは狩猟民族だった祖先のDNAから来るもので、家族で火を囲む姿が本来の食卓なのではないかと考えた」と釜谷社長。同店は「火を囲み、キャンプファイアをしている時のように仲間や家族と食べて、語って、くつろぐ穏やかな場所」をコンセプトにした。

 場所はマリクレール通り沿いのビル2階部分で、旧「ル・ポレン」跡。店舗面積は16坪。ログハウスを思わせるウッディーな店内に、薪グリルの炎と薪のはぜる音が目の前で楽しめるラウンド型カウンター(約6席)、鹿角のシャンデリアや背面にブランケットを張った椅子など配したテーブル席(約16席)を用意する。

 主力メニューは、牧草のみで飼育された北海道産「グラスフェッドビーフ」や豪州産牛などよりすぐりの牛肉をソルトエージング(塩熟成)して焼き上げた「リブロースの薪焼き」(200グラム=2,980円)、ソースにもリンゴの薪の香りを含ませた「スモーキーチーズフォンデュ」(1,680円)、キャンプファイア定番のマシュマロデザート・スモアをアレンジし、薪の香りを加えてふたをした専用ジャーで提供する「キャンピング・スモア」(780円)。

 ランチメニューは、薪火でトーストしたパンでサンドした「薪焼きローストビーフBBQサンド」(1,580円)、10種類以上の野菜を使った「本日のベジタブルボウル」(1,480円)、「キャンプファイアーキッズプレート」(1,280円)など。

 アルコールメニューは「大自然の中のキャンプファイア」をイメージしたナチュラルワインがメーン。フランス南部ローヌ産ワイン「ル・ドゥジェムトール 2010」、同産ブドウ品種シュナンブランを使った「ドメーヌ・ベリヴィエール レ・フレ2011」などフランス産を中心に約40種類(グラス=680円~)をラインアップする。

 ノンアルコールメニューは、数種類のフルーツをシロップマリネしてシャーベット状に凍らせた「子供のモヒート」(880円)など(価格は全て税別)。

 営業時間はランチ=11時~15時、ディナー=17時~23時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース