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自由が丘に謎解き体験施設「なぞともCafe」 20~30代女性をターゲットに

「中世のヨーロッパの街並み」をイメージしたという「自由が丘なぞともCafe」パブリックスペースの様子

「中世のヨーロッパの街並み」をイメージしたという「自由が丘なぞともCafe」パブリックスペースの様子

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 スイーツのテーマパーク「自由が丘スイーツフォレスト」などが入居する自由が丘南口の商業ビル「ラ・クール自由が丘」(世田谷区緑が丘2)2階に9月2日、謎解き体験ポータルスタジオ「自由が丘なぞともCafe」(TEL 03-6891-8765)がオープンした。運営はナムコ(港区)。

「自由が丘なぞともCafe」で体験できるCUBEコンテンツ「箱の中のアリス」の様子

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 「なぞともCafe」は、謎解き制作集団によるストーリーと難易度が異なる謎が用意された個室「ミッションキューブ(CUBE)」と、ドリンクや軽食を提供する「パブリックスペース」で構成する謎解き体験施設。来店者は好きなCUBEを選び、同社名・ナムコにちなんだ制限時間765秒以内にミッションクリアを目指す。

 同社は2014年、東京・新宿に1号店をオープンし、これまでに渋谷、六本木、名古屋栄、大阪なんばの5店舗を展開。6店舗目となる自由が丘は謎解きファンの主なファン層20~30代の女性が多く集まる街であることから、内装テーマはこれまでと少し趣向を変え、自由が丘のイメージに合わせた「中世のヨーロッパの街並み」を演出。謎解き未経験者も気軽に参加できる制限時間3分のコンテンツ「トライアルCUBE」を新たに導入するなど、「流行に敏感な『おしゃれ女子』が来店しやすい施設」に仕上げた。

 場所は「自由が丘スイーツフォレスト」の向かいで、旧「シルバニアファミリー あそびのお部屋 自由が丘 Sylvanian Forest」跡。店舗面積は36.27坪。謎解きコンテンツは、入り口付近に設けた「トライアルCUBE」を含め7種類を用意する。料金は各1回1,080円、トライアルCUBEは300円。

 物販コーナーではCDケースに入った冊子とウェブサイトを用いて謎を解く物持ち帰りゲームブック「NAZOLET(ナゾレット)」(1,080円)も販売する。

 同店を運営する「自由が丘スイーツフォレスト」オーナーの岡田一弥さんは「既存店と比べると自由が丘は街中で展開する小型店だが、同じビルのフロアに『自由が丘スイーツフォレスト』と『なぞともCafe』と2つのテーマパークがあることは相互性と親和性がある。両店の連動企画はもちろん、街との連携なども模索していきたい」と話す。

 連動企画第1弾として、両施設のレシート持参で割引を行うサービスを始めた。自由が丘スイーツフォレストのレシートを同店に持参すると「トライアルCUBE」の料金が100円になり、同店レシートを自由が丘スイーツフォレストに持参するとドリンク割引などの特典が受けられる。いずれも500円以上のレシートで、当日限り有効となる。

 そのほか、同店オープンを記念して自由が丘スイーツフォレストにあるアジアンスイーツ店「HONG KONG SWEETS果香」が「なぞとも杏仁(あんにん)」(540円)を販売する。見た目がイクラにそっくりな「フルーツビーズ」を杏仁豆腐にトッピングして食べるもので、料理スタイルに科学的なアプローチを加えた「分子料理法」で料理したフルーツビーズは「定期的に味を変える」ことでスイーツの謎解き体験も楽しめる。

 営業時間は10時~21時30分。

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