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自由が丘のスープ専門店で蚤の市「いとし ほりだし 器市」 日本の器に焦点

和食器の蚤(のみ)の市イベント「いとし ほりだし 器市」(写真はイメージ)

和食器の蚤(のみ)の市イベント「いとし ほりだし 器市」(写真はイメージ)

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 和食器の蚤(のみ)の市イベント「いとし ほりだし 器市」が1月12日~14日、食べるスープの専門店「also Soup Stock Tokyo(オルソ スープストック トーキョー)」(目黒区自由が丘1)で開かれる。

有田焼を手掛ける「宝泉窯(ほうせんがま)」の商品イメージ

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 「日本の器」に焦点を当てる同イベントでは、同店が「ものづくりの姿勢や商品に共感した」という有田「宝泉窯」、ハンドメードの漆わんを製作する鯖江「ろくろ舎」の商品を取り扱う。

 有田焼を手掛ける「宝泉窯(ほうせんがま)」(佐賀県)は昨年、同店と陶芸作家・鹿児島睦さんのコラボレーションで製作販売した「スープの器」の製造を担当した窯元。その縁で今回の器市が実現した。販売するのは、通常一般客に販売しない同窯元のデッドストック陶器(300円~5,000円)で「有田焼ならではの赤や金縁の鮮やかな文様はもちろん、シンプルな絵付けが映える現代的なものまでそろう」(同店)という。合わせて、昨年販売した「スープの器」の製造過程で一部に色ムラなどが生じたB級品(約100個限定、2,800円)の特別販売も行う。

 越前漆器で知られる鯖江で、伝統的な丸物木地師(きじし)としての技術を継承しながらさまざまなオリジナルプロダクトの製作を手掛ける工房「ろくろ舎」(福井県)。同イベントでは、実際に手に取ってフォルムや漆の塗り方を選んでオリジナルの漆わんを作ることができる「オンリー椀」の展示・受注会を行う。価格は7,000円~ 2万円で、納品は2カ月半~3カ月。

 広報担当の原田理恵さんは「どちらのブランドも普段使いにもしっくりとなじみ、日々の暮らしや心を豊かに満たしてくれる商品がそろった」と言い、「『スープの器』B級品は、せっかく作ったものは誰かの食卓で使っていただくのが一番だと考え、今回販売することになった。器の形や大きさ、手ざわりは通常の器と同じ。職人が一つ一つ手作りした器を、ぜひ2019年の食卓に迎えていただけたら」とも。

 そのほか、イベントに先駆け、ろくろ舎の漆わんで食べるブランチメニュー「和の汁椀ブランチセット」(1,450円~)も1月9日~14日の期間限定で提供する。

 「いとし ほりだし 器市」販売は10時~17時。営業時間は11時30分~22時30分。

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