2020年東京五輪・パラリンピックに向けて東京の文化事業をPRするイベント「JR『インサイドアウト・プロジェクト』体験撮影会」が3月16日、駒沢オリンピック公園中央広場(世田谷区駒沢公園1)で行われる。
「インサイド・アウト」は車内で撮影したポートレートを大判印刷して貼り出す(写真は過去のイベント開催時の様子)
東京五輪・パラリンピックが開催される2020年の東京を文化の面から盛り上げるため、東京都とアーツカウンシル東京(東京都歴史文化財団)が東京の芸術文化を紹介する事業「Tokyo Tokyo FESTIVAL」プロモーションイベントとして行う。
「インサイド・アウト」は、パリとニューヨークを拠点に活動する仏出身のアーティスト・JR(ジェイアール)さんが世界中に呼び掛けて行っているアートプロジェクト。大都市から紛争地帯、スラム街などさまざまな場所を訪れ、そこに暮らす人たちを撮影し、それを現地の人たちと街に貼り出す活動を展開している。2011年に始まった同プロジェクトは、2018年までに30万人以上・130カ国の人々が参加した。
当日、会場には、撮影室とプリンターを備えた「フォトトラック」が登場し、車内でポートレート撮影と印刷を行う。撮影した参加者の写真は、今月30日に東京・丸の内の商業施設「KITTE(キッテ)」(千代田区)で行われる「Tokyo Tokyo FESTIVAL」プロモーションイベント会場に展示する予定。
開催時間は11時~14時(予定)。参加無料(参加人数によって人数制限あり)。撮影した写真は会場展示に使うため、持ち帰り不可。JRさんは来場しない。