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自由が丘に「資生堂パーラー」初の路面店 併設の菓子工房で作る限定スイーツも

全面ガラス張りで開放感のある「資生堂パーラー 自由が丘店」ファサード

全面ガラス張りで開放感のある「資生堂パーラー 自由が丘店」ファサード

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 銀座の老舗レストラン・洋菓子店「資生堂パーラー」(中央区)が支店初の路面店「資生堂パーラー 自由が丘店」(目黒区自由が丘1、TEL 03-3718-7620)を5月18日、自由が丘北口にオープンする。

白を基調にシンボリックなガラス壁面が目を引く「資生堂パーラー 自由が丘店」内観

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 同社は銀座本店をはじめ、全国の百貨店・商業施設にレストラン、カフェを現在17店舗展開。同社屋号が付いた店舗として10店舗目となる自由が丘店は、レストラン、カフェに加え、生ケーキ・洋菓子をそろえるショップも併設した初の路面店となる。

 場所はすずかけ通り沿いのビル路面で、旧「イオンリカー自由が丘店」跡。店舗面積は184.75平方メートル(テラス除く)、地下に併設する菓子工房は226.75平方メートル。席数は店内32席、テラス席28席。

 全面ガラス張りで、白を基調とした内観デザインとガラスの壁面は、JR西日本の寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」を手掛けた建築家・浦一也さんとガラスデザイナーの板橋一広さんが担当。浦さんは「屋外のデッキと一体化できるような空間で、お母さんたちがベビーカーを押して店内にも入ってこられるような、ややカジュアルな雰囲気にした」と話す。キッチンと客席を隔てる壁面には、「あえて半透明なガラスを使いたい」と板橋さんが手掛けたアートガラス「雪花硝子(せっかがらす)」を採用。波打つような立体感とライティングで空間を演出する。

 レストランは、資生堂パーラー伝統の味「オムライス」をはじめ、シェフお薦めの洋食メニューをラインアップ。メニューは「オムライス」(1,836円)、「ミートクロケット資生堂スタイル」(1,782円)、「ビーフカレーライス」(1,890円)、「黒毛和牛のビーフシチュー」(3,456円)など。各種ワイン(グラス=864円~)などのアルコールメニューも用意する。

 デザートは「パフェ(ストロベリー・チョコレート)」、「プリン・ア・ラ・モード」(各1,080円)、季節のパフェなど。ケーキは同店限定プリン「クレームショコラ(抹茶・日向夏・ほうじ茶)」、イチゴが入った同店限定ケーキ「フレーズカシュカシュ」(各918円、テークアウト各594円)があり、店内でのケーキセットは全てアイスクリーム(バニラまたは抹茶)またはシャーベット付きで提供する。

 同社の鈴木真社長は「女性が多く、食とファッションが両立した街にいつか出店してみたいと考えていた。化粧品を含めた当社のテーマ『美しい生活文化の創造』を、今回は『食』を根本に創っていきたい」と話す。

 出店のもう一つの理由として「銀座の製菓部門スペースが手狭になってきていたことあって菓子工房を増設した。ここで働くパティシェたちには自由が丘の街のスイーツを見て学びながらレベルを上げ、さらに一緒に(街も)盛り上げていく。そうした相乗効果にも期待したい」とも。

 オープンを記念し、資生堂パーラー伝統の味をコースで楽しめる「モダンコース」(4,000円)を6月末まで提供する。

 営業時間は11時~21時。月曜定休(祝日の場合は営業)。

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