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目黒区がコロナ禍のアーティスト支援 区ホールでの動画撮影や配信などを無償提供

目黒区在住または区内に活動拠点を置くアーティストに発表の場を提供する支援事業「Culture Delivery Project #カルデリ」

目黒区在住または区内に活動拠点を置くアーティストに発表の場を提供する支援事業「Culture Delivery Project #カルデリ」

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 目黒区は、区内在住または区内に活動拠点を置くアーティストに発表の場を提供する支援事業「Culture Delivery Project #カルデリ」を実施する。8月13日(必着)まで参加者を募集している。

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 新型コロナウイルスの影響で活動の場が少なくなったアーティストを対象に発表の場を提供し、その芸術文化活動を区民に触れてもらうことを目的とした同プロジェクト。

 参加者(定員約20組)には、8月下旬に「めぐろパーシモンホール」(目黒区八雲)大ホールを撮影場所として用意し、動画撮影および撮影編集スタッフ、編集後のデータを無償で提供する。撮影した作品は、区のユーチューブチャンネルや地元ケーブルテレビ「イッツコム」で配信する。

 プロジェクトの立ち上げについて、目黒区文化・スポーツ部文化・交流課の吉田武広課長は「発表の場がないことによる心の疲弊を感じている、との声が区内在住の演奏者から届けられたのがきっかけ。同様に感じているアーティストの方々が少しでも元気になり、区内の芸術文化活動が継続されていくことはとても大切なことだと思い企画した」と話す。

 募集するのは「プロフェッショナルとして芸術文化活動に携わるアーティスト」が対象で、これまでに芸術文化活動による収入がある個人・団体。ジャンルは問わず、作品の条件は舞台上での3密を避けたもの、作品時間は5~10分程度で「映像配信の特性に見合っているもの」としている。

 「今回は区として初めての取り組みなので、出演者と視聴者の双方に喜んでいただけるよう全力で取り組んでいきたい。企画に賛同いただけるアーティストからの応募をお待ちしている」と参加を呼び掛ける。

 応募多数の場合は抽選。募集要項と申し込み方法は、公式サイト「Culture Delivery Project#カルデリ」で確認できる。

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