オリジナルデザインTシャツ専門店「6JUMBOPINS(シックス・ジャンボピンズ)」を紹介する「ゆかいなTシャツ展」が現在、日本製雑貨とアパレルのセレクトショップ「katakana 自由が丘店」(世田谷区奥沢5、TEL 03-5731-0919)で開かれている。
全国各地に自ら足を運び、そこで出合った商品や作品を取り扱う店主の河野純一さんが、秋田県で出合ったのが「6JUMBOPINS」。趣味が高じて店を立ち上げたという京野誠さんが手掛けるTシャツは、独学で学んだというユニークなデザイン性だけでなく、ボディ色・インク色のカスタマイズや値頃感もあって全国から「自分だけのオリジナルTシャツを作りたい」と注文が入るという。
今回同展で取り扱うのは、京野さんオリジナルデザインから20柄をセレクトしたもので、ボディ色(15色)、インク色(16色)、サイズ(キッズ~XXLまで8サイズ)を選んで注文することができる。価格は1枚2,000円(税別)。
「Tシャツは毎年数え切れないほどの新作が発売されるが、意外と自分のお気に入りは種類が限られるもの。『6JUMBOPINS』のレタードタイプ(文字のみ)はメッセージ性が強すぎないため、いわゆる『ロゴT』が苦手な方や古着マニアをもうならせる、グラフィックの完成度が魅力」と河野さん。
同展での人気柄は、すっきりとしたデザインフォントで「LVNR」「lvnr」とプリントされた、商品名「レバニラ」Tシャツ。京野さんがそのおいしさに感動したという地元の中華料理店の「レバニラ」を食べに行く時に着ようと作ったもので、「L(レ)V(バ)N(二)R(ラ)」の頭文字を取ったものだという。
河野さんは「不安な今の世の中で、この『レバニラT』のようにくすっと笑って笑顔になれるイベントをしたいと考えたのが今回の企画だった」と言い、好評を集めたことから会期を2週間延長した。「自由が丘の人たちに『最近あのTシャツ着てる人、多くない?』『なんて書いてるの?』『レバニラTって言うらしいよ』『なにそれ?』とうわさが拡散していくのが私の夢」と笑う。
営業時間は12時~19時。商品は完全オーダー制で、京野さん自ら一枚一枚プリントを手掛ける。納期は約10日間(8月14日・21日に注文締め切り)。8月21日まで。