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目黒区がピアノ名器「スタインウェイ」を区民に開放 ホール録音設備や客席も利用可

日本初のつり下げ式音響反射板を採用しためぐろパーシモンホール・大ホールで、主にコンサートに使われているピアノ「スタインウェイ D-274」

日本初のつり下げ式音響反射板を採用しためぐろパーシモンホール・大ホールで、主にコンサートに使われているピアノ「スタインウェイ D-274」

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 目黒区は、区内在住・在勤・在学者を対象にめぐろパーシモンホール(目黒区八雲1)大ホールのステージで世界三大ピアノの一つ、スタインウェイを無料で演奏できる機会を提供する。11月30日(必着)まで利用者を募集している。

【写真】客席後方から見ためぐろパーシモンホール・大ホールの様子

 区は今年8月、新型コロナウイルスの影響で活動の場が少なくなった区内在住または区内に活動拠点を置くアーティストを対象に発表の場を提供し、その芸術文化活動を区民に触れてもらうことを目的とした支援事業「Culture Delivery Project #カルデリ」を実施し、好評を集めた。コロナ禍での芸術文化支援事業の第2弾として、今回は一般の区民を対象に演奏の場を提供する。

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 利用できるのは、同ホールが所有する「スタインウェイ D-274」で1組1時間限定。日本初のつり下げ式音響反射板を採用した舞台上で演奏でき、ホールの録音設備を使った演奏の録音や、客席に家族や知人など20人程度まで招くこともできる。

 同事業を担当する目黒区文化・スポーツ部文化・交流課の吉田武広課長は「目黒区では芸術文化を契機として、人々の間に生まれる新しく豊かな関係とつながりを『文化縁(ぶんかえん)』と名付け、この『文化縁』の形成を目指してきた。現在までに届いている応募書類を見ると『孫の演奏を家族で聴きたい』『(動画を録って)出身地のピアノの先生に成長した姿を見てもらいたい』『練習したピアノを妻に聴かせたい』といった利用目的が書かれている。今回の企画が、区民の皆さん一人一人の大切なつながりをより豊かにする一助となれば」と期待を寄せる。

 実施日時は、12月13日、来年1月7日、同8日、同17日の各日9時30分~20時30分。1日あたり約10組。4歳以上から参加でき、小学生以下は保護者の同伴が必要。

 応募多数の場合は抽選。募集要項と応募用紙は、目黒区ホームページで確認できる。