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学芸大駅に有機サツマイモのスイーツ専門店「芋菓」 無添加素材で自然な甘み引き出す

「有機さつま芋 芋菓」のメニュー(写真右から)「芋菓ふわふわスイートポテト」「有機芋チップス」「有機芋けんぴ」

「有機さつま芋 芋菓」のメニュー(写真右から)「芋菓ふわふわスイートポテト」「有機芋チップス」「有機芋けんぴ」

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 スイーツ専門店「有機さつま芋 芋菓(いもか)」(目黒区鷹番3、TEL 03-3711-7305)が8月28日、東急東横線・学芸大学駅東口にオープンした。運営はMIDORIE BIO JAPAN(目黒区)。

【写真】4色の素材と味をそろえる「芋菓ふわふわスイートポテト」

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 同社は2001(平成13)年、有機無農薬の野菜や無添加の調味料などを使った総菜を提供する「オーガニックレストラン&デリ みどりえ」(鷹番2)を学芸大学駅東口にオープン。創業のきっかけは、同社社長の萬(よろず)英子さんが自身の体調を崩した際にオーガニック食材に出合い、回復したことだったという。

 今回オープンした店では、「子どもから大人まで安心して食べてもらえる、素朴だけれどかわいい『さつまいもスイーツ』を提供したい」と開発した、有機サツマイモを使ったスイートポテトや大学芋、プリンなどのオリジナルスイーツを提供する。

 場所は学芸大学東口商店街沿いのビル1階部分。同社の旧・セントラルキッチンをリニューアルし、店内に工房を備えたテークアウト専門店となる。「サツマイモをイメージした」という黄色を基調とした店内は、リサイクル古材の壁を使うなど温かみのある雰囲気に仕上げた。店舗面積は約10坪。

 全てのメニューに有機サツマイモを使い、「本来のおいしさ・栄養分を最大限に生かすため余計なものは使わない」と萬さん。食材、油、調味料いずれも無添加素材のみを使い、「サツマイモの持つ自然の甘味を損なわないため」白砂糖も使わない。

 主力メニューは、サツマイモと素材本来の甘さと色鮮やかな見た目が特徴の「芋菓ふわふわスイートポテト」(各350円)。「滑らかな舌触りで軽い食感に仕上がるよう、材料や製法にとことんこだわり抜いた」と言い、「有機さつま芋」(黄色)、「有機むらさき芋」(紫色)、「有機ビーツ」(ピンク)、「有機大麦若葉」(緑色)の4色の素材と味をそろえる。

 このほかラインアップは、天然醸造みりんとしょうゆのみで作った自家製蜜でサツマイモ本来の甘さを引き立てた「黄金みりん大学芋」(小=320円、大=530円)、長時間かけてオーブンで焼き上げる「有機蜜焼き芋」(440円)、無添加の揚げ油を使うことで「食後も胃が疲れないのが特長」という「有機芋けんぴ(プレーン・ショウガ)」(小=390円、大=690円)、「有機芋チップス」(450円)、「芋菓プリン~有機安納芋」(410円)など。

 萬さんは「ターゲット層は20~40代でオーガニックやナチュラルなものが好きな女性や、子ども安全なおやつを食べさせたいと考えるお母さん。今後半年以内に1店舗を増やし、9月からは通信販売も始めるほか、オーガニック商品を取り扱うスーパーへの卸売りも予定している」と言う。

 営業時間は10時~18時。

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