イラストレーターとして幅広く作品を手がけた故小島武さんの作品展「DRAWING」が5月1日、東横線・学芸大学駅の書店「BOOK AND SONS」(目黒区鷹番2、TEL 03-6451-0845)で始まる。
小島さんは1940(昭和15)年、満州生まれ。1962(昭和37)年、フリーのイラストレーターとして当時カウンターカルチャーの発信地だった「アートシアター新宿文化」のポスターを手がけたのを皮切りに、小室等さんや井上陽水さんらミュージシャンのレコードジャケット、作家・沢木耕太郎さんの書籍表紙や挿絵、雑誌「Esquire」日本版の挿絵を手がけるなど音楽、演劇、広告、出版のジャンルにイラストレーションとグラフィックで関わり、数多くの作品を残した。2009(平成21)年死去。
同展では、小島さんの作品の特徴ともいえる「漫画のタッチ」の新鮮さが分かる鉛筆画を中心に約50点の作品を展示する。
会場では、同日発売する「小島武 イラストブック」(horo books刊=1,944円)、Tシャツやトートバッグなど同展オリジナルグッズも販売する。
開催時間は12時~19時。水曜定休。入場無料。5月17日まで。新型コロナウイルス感染症拡大防止による入場制限や事前アポイントメントを行う場合は、同店のツイッターで当日伝える。