イラストレーター k.yasu(ケイ・ヤス)さんの個展「fun fun fun(ファン・ファン・ファン)」が11月22日、ギャラリー自由が丘(世田谷区奥沢5、TEL 03-6715-6551)で始まる。
k.yasuさんの個展「fun fun fun」作品から「マンハッタン JAZZ クリスマス」
k.yasuさんこと近藤恭史さんは1959(昭和34)年、東京生まれ。「幼少期はいたずら描きばかりしていた」と言うほど絵を描くことが好きで、絵は独学で学んだという。その傍ら、マッサージ師としてのキャリアを積み、自由が丘を長年拠点にイラストレーターと整体院経営の二足のわらじを履く。個展で作品を発表するほか、医療専門書の挿絵から自由が丘や京都にある飲食店の室内装飾まで幅広く手がけてきた。
同展のサブタイトル「みんな元気?絵と顔を見に来てよ!」は、「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)で、地球人類が苦しみもがき、笑いを忘れていたことから『前向きにみんな笑って生きていこうよ』との思いを込めて付けた」と言う。
k.yasuさんが愛してやまないニューヨークの街をモチーフにした水彩画作品を中心に約30点を展示。同ギャラリー担当者は「一枚の作品の中でストーリーを完結させ、エッジの効いたユーモアで表現しているのが特徴。どこかおしゃれで、ニヤリと笑ってしまう楽しい作品ばかり」と話す。
開催時間は12時~19時(27日は18時まで、最終日は17時まで)。入場無料。27日にはライブアートのパフォーマンス(17時~)も予定している。今月28日まで。