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高知の清流「仁淀川」地域の食と工芸を紹介する物産展 奥沢の私設図書室で

「仁淀川物産展」の会場となる私設図書室「読書空間みかも」外観

「仁淀川物産展」の会場となる私設図書室「読書空間みかも」外観

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 高知県の清流、仁淀(によど)川の地域の特産物を紹介する「仁淀川物産展」が11月26日・27日、私設図書室「読書空間みかも」(世田谷区奥沢2、TEL 03-3718-2011)で開かれる。

読書空間みかも「仁淀川物産展」過去開催時の様子

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 仁淀川は、その透明度の高さで水面と川底が鮮やかな青色に輝くことから「仁淀ブルー」と呼ばれ、国土交通省が全国の1級河川を対象に判定する「水質が最も良好な河川」に直近10年間で8回選ばれている。同展では、その川の恵みを受けた同地域の特産物を販売する。

 出展するのは、高知では唯一の鍛冶で土佐打刀物のはさみを専門に製造する「笹岡鋏(はさみ)製作所」、かつて県内で有数の生産量を誇った茶所、沢渡の茶農家・岸本憲明さん、標高750メートルのハウスで全国的にも珍しいという白キクラゲの栽培にも取り組む「仁淀川きくらげ」、高知県産のショウガやユズなどのかんきつ類を使ったクラフトコーラ(手作りコーラ)ブランド「sawachina(サワチナ)」、土佐和紙を中心に地元で作られた染め紙や紙雑貨を取り扱う「ペーパーラボ」、地域の特産品・日高村フルーツトマトを使った手作りトマトソースなどをそろえる「日高わのわ会」の計6ブランド。

 開催時間は、26日=11時~16時、27日=10時~16時。会期中は入館無料。

 奥沢の住宅街にある同図書室は2006(平成18)年にオープン。築約100年の木造和洋折衷住宅の一部を開放したもので、建築当時の部材や照明が今も使われるなど「昭和の雰囲気」が楽しめる図書室として愛されている。

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