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駒沢公園のカフェレストランで「防災フェスタ」 災害時の支援拠点

災害時には支援拠点として活用される「Mr.FARMER(ミスターファーマー)駒沢オリンピック公園店」外観

災害時には支援拠点として活用される「Mr.FARMER(ミスターファーマー)駒沢オリンピック公園店」外観

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 駒沢オリンピック公園内にあるカフェ・レストラン「Mr.FARMER(ミスターファーマー)駒沢オリンピック公園店」(世田谷区駒沢公園1、TEL 03-5432-7062)が3月11日、「防災フェスタ&ファーマーズマーケット」を開催する。

「レスキューキッチンカー」イメージ

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 都立公園では初となる民設民営のカフェレストランとして2017(平成29)年にオープンした同店。東京都公園協会との共同事業で、災害時にはレストランの営業を中止し、帰宅困難者や地域の人々の支援拠点として活用される。

 同イベントでは、同店の災害時の役割や備蓄品を紹介するほか、食育や防災、SDGsに取り組む企業が参加し防災を学べるプログラムなどを用意する。

 プログラムは、不ぞろい野菜を使ったレシピの販売や災害時支援を目的として活動する「レスキューキッチンカー」出店、災害時に役立つ防災バッグや缶バッジを作る「防災ワークショップ体験」、防災関連の景品を進呈する「スタンプラリー」、アルファ米や炊き出し用大量調理器具、簡易トイレ・テントなど防災に関する企業の取り組みを紹介する「防災展示」のほか、同店が契約する全国各地の農家による旬の野菜をそろえる「ファーマーズマーケット」を予定する。

 同店を運営するLG&EW(品川区)は「3月11日で東日本大震災から11年になる。3月11日の震災を風化させず、そしてこれから来る災害への教訓と備えを考える1日にしたい」と話す。

 開催時間は11時~15時。雨天の場合は規模を縮小して開催。

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