自由が丘のパティスリー「モンサンクレール」(目黒区自由が丘2、TEL 03-3718-5200)が5月29日、「父の日スイーツ」の販売を始めた。
オーナーパティシエ・ショコラティエの辻口博啓さんによるクラフトジンを使った新作ケークショコラをはじめ、「お酒にも合う」サレ(塩味)系の焼き菓子を加えたギフトボックス、店頭限定ケーキなどを用意する。
新作「ケークショコラ ペール」(2,800円)は、広島県産の17種類のボタニカル(植物)を使った広島のご当地クラフトジン「桜尾 SAKURAO GIN」やライム、ベルガモットのシロップに瀬戸内レモンを漬け込み、生地に練り込んだ。ケーキ底面には塩気の利いたシュトロイゼルショコラを敷いたことで、「甘味を感じながらもすっきりとした後味」が感じられるという。ダックワーズを絞り込んで焼き上げ、食感の違いも楽しめるよう仕上げた。
「ケーク オ ショコラ アルマニャックナポレオン」(2,100円)は、チョコレートを練り込んでしっとりとした食感に焼き上げた生地に、仏デュカスタン社のブランデー「アルマニャック ナポレオン」をふんだんに染み込ませた。オークだるで長期熟成されたブランデーが持つウッディーでドライフルーツを思わせる香りが「バターとチョコレートの風味を引き立てる」という。
ショコラやサブレなどのスイーツに、お酒にも合うサレ系のサブレを組み合わせたのが「父の日ギフトボックス」(2,360円)。塩味を利かせたスナックタイプのフールセック(焼き菓子)ミックス「スナッキ」には、スパイシーな味わいのジャガイモとチーズのサブレ、あおさのりや黒ゴマのパイなど5種類の焼き菓子を詰め合わせた。
店頭限定ケーキ「アグリュム」(850円)は、キャラメルのような味わいが特徴のブロンドショコラのムースの中に、ライム、レモン、ベルガモットのジュレとビターなショコラムースを入れた。「素材の味を引き出すため、油脂分を最小限に抑え軽やかな食感や味わいに仕上げている」という。同商品は6月1日から提供する。
営業時間は11時~18時。水曜定休。6月18日まで。予定数に達し次第、終了する。