自由が丘にある北海道産牛乳・乳製品のアンテナショップ「MILKLAND HOKKAIDO→TOKYO(ミルクランド ホッカイドウ→トウキョウ)」(目黒区自由が丘1、TEL 03-3723-5700)が10月1日、北海道を代表する水産物の消費拡大を応援する期間限定ランチの提供を始めた。
北海道産ホタテは、東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出を巡り、中国による水産物輸入停止措置の影響を受けている。現在の北海道の水産業が置かれている環境を踏まえ、水産物の消費拡大につなげようと、「北のジャーマンホタテチーズドリア」「秋鮭(あきさけ)のクリーム&チーズスパゲティ」の2品を用意した。
同店を運営するホクレン農業協同組合連合会(札幌市)の担当者は「牛乳・乳製品と魚介類は北海道を代表する食材であり、どちらも北海道の基幹産業。さらに牛乳・乳製品と魚介の組み合わせは、うまみが相乗効果で増すなど相性の良い組み合わせ」と話す。
「北のジャーマンホタテチーズドリア」は、道産のホタテの貝柱、ジャガイモ、カマンベールチーズを使い、「北海道を代表する農水産物のオールスターのおいしさを詰め込んだメニュー」という。
「秋鮭のクリーム&チーズスパゲティ」は、今が旬の北海道産秋サケに道産カマンベール&ブルーチーズ、生クリームをふんだんに使ったソースであえた。「まろやかさの中にブルーチーズのちょっとしたアクセントが加わり、一度食べると癖になる一品」という。
価格は、ミニサラダ・ミニソフトなど付いて1,430円。両メニューのレシピカードも配布し、「家庭で実践いただいて応援の輪が広がることを目指したい」とも。提供時間は11時~15時。今月31日まで。