東急東横線都立大学駅の構内に5月29日、スマートフォン携帯充電器のレンタルサービス「ChargeSPOT(チャージスポット)」を搭載した自動販売機が設置された。
同自販機は、ChargeSPOTを手がけるINFORICH(渋谷区)と富士電機(品川区)が共同で開発し、ダイドードリンコ(大阪市北区)の自動販売機にレンタルサービスの機能を搭載した「自動販売機モデル」として2022年から、鉄道会社の駅構内で設置を展開している。
東急電鉄駅構内への設置は今回が初めて。人流が活発で駅利用者の動線を妨げない配置にある駅構内の自動販売機は「ChargeSPOTの設置に適したスポット」(同社)という。駅の利用者が飲料を購入するタイミングでモバイルバッテリーをレンタルすることで、駅利用者の利便性向上とサービス利用を促す。
レンタルには専用アプリまたはスマホ決済アプリが必要。利用料金は、30分未満=165円、3時間まで=360円、6時間まで=450円、1日(24時間)まで=540円、その後24時間につき360円で、最大レンタル時間は120時間未満まで。レンタル時に利用した自販機または最寄りのChargeSPOTバッテリースタンドの空きスロットにバッテリーを差し込んで返却する。
同日、東横線日吉駅と東急新横浜線新横浜駅にも設置。同社は引き続き、東急電鉄駅構内での設置を順次拡充していく予定という。