公共空間の利活用を探る社会実験「ザ・キッズニック!」が11月3日、自由が丘駅前広場で開催される。
自由が丘のまちづくり会社「ジェイ・スピリット」を調整役に、まちづくりに関連する各団体と目黒区で構成する「自由が丘エリアプラットフォーム」が行う、まちの30年後を視野に策定した新たなまちづくり「自由が丘未来ビジョン」の周知活動の一環。3月に開催した「自由が丘写(うつ)すわーる」に続いて3回目の社会実験となる。
自由が丘未来ビジョンでは、歩行者を主役とした「楽歩(らっぽ)」環境を創出することを目標の一つに掲げ、「日本一座れる場所が多いまち」「歩行者がふと足を止めて時間を楽しむまち」を目指している。今回のイベント名は、「子どもと楽しめるピクニック」をキーワードに、子どもを表す「キッズ」と「ピクニック」を組み合わせた。
当日は、駅前広場内のタクシープールに人工芝を敷き、ベンチなど設置。子どもと一緒に楽しめるピクニック空間を演出する。
メインプログラム「City Picnic(シティーピクニック)」では、アンビエント・ミュージック(環境音楽)などのBGMを会場に流し、フルーツサンド専門店「自由が丘さんど」のサンドイッチやカフェ「usubane(ウスバネ)」のコーヒーなどを販売するキッチンカーや、古書販売のブックスタンドが出店。ワークショップ「えきまえ書道体験」も行う。
このほか、子ども向けワークショップ「日韓伝統文化体験」(一部事前予約)、現代版ベーゴマ「ベイブレード」の公式大会「BEYBLADE X(ベイブレードエックス)G2大会」(事前予約)も。事前予約については目黒区ホームページで確認できる。
開催時間は13時~17時。雨天時は内容を一部縮小し、会場を移して行う。