現役プロ野球選手とファンの交流イベント「ベースボール・クリスマス 2010 IN 駒沢」が12月4日、駒沢オリンピック公園総合運動場で開催される。主催は日本プロ野球選手会。
昨年開催した「ベースボール・クリスマスINびわこ・くさつ」の様子
12球団選手が集結するファンイベントを2005年から実施している同選手会。2007年、中越沖地震被災地の新潟県柏崎市での開催を機に「ベースボール・クリスマス」と改称し、オフシーズンの大型ファンコミュニケーションイベントとして展開している。
今年で4回目となる「ベースボール・クリスマス」には、同選手会会長の新井貴浩選手(阪神)をリーダーに坂本勇人選手(巨人)、石川雅規選手(ヤクルト)、渡辺俊介選手(ロッテ)など今年のペナントレースを盛り上げた中心選手から、中田亮二選手(中日)、筒香嘉智選手(横浜)ら未来の球界を担う若手まで約30人の現役選手、選手OB、セ・パ現役審判員が参加する(変更の場合あり)。
メーン会場の軟式野球場では、同選手会が開発した安全なキャッチボール専用球「ゆうボール」を使った参加選手全員によるキャッチボール指導を行う。そのほか、選手が出題者・回答者としても参加する野球クイズ、選手への質問コーナーなども予定。
屋内球技場では、小学生以下の子どもを対象としたミニキャッチボールイベント(先着200人予定、当日整理券配布)を行う。
同選手会では2006年より、特に大都市におけるキャッチボールができる環境づくりを目指した「キャッチボールプロジェクト」を展開しており、「当日はファン交流と同時に、プロジェクト第2ステージのキックオフイベントと位置付けて『東京でもっとキャッチボールができる場所を!』の都民運動をここからスタートしたい」としている。
開催時間は10時~16時(予定)。入場無料。