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駒沢にカリビアンダイナー、ジャマイカのチキン料理を日本人好みにアレンジ

ハーブやスパイスに一晩漬け込んだ国産鶏もも肉の表面を直火グリラーで一気に焼き上げた、同店メーンメニュー「ジャークチキン」

ハーブやスパイスに一晩漬け込んだ国産鶏もも肉の表面を直火グリラーで一気に焼き上げた、同店メーンメニュー「ジャークチキン」

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 国道246号線沿い・駒沢大学駅前交差点近くに1月、ジャマイカ料理・ジャークチキンがメーンのカリビアンダイナー「ブルックリンダイナー」(世田谷区駒沢1、TEL 03-6805-2981)がオープンした。

「ニューヨーク・ブルックリンにあるカリビアンダイナー」をイメージした店内

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 同店を手がけるのは、世界35ケ国を食べ歩いた「タベアルキスト」ブロガーとしても知られる、「世界のワッキー」こと大脇盛弘さん。2年ほど前に休暇を利用して北米・中南米を訪ね、中でも関心のあったジャマイカのジャークチキンを食べ歩いた経験をベースに「鶏肉のうまさを生かした日本人好みのジャークチキンを作りたい」とレシピを考案、開業を決めた。

 店舗面積は15坪で、席数はカウンター席5席、テーブル席20席、テラス席8席の計33席。「ニューヨーク・ブルックリン地区にあるカリビアンダイナー」をイメージしたという同店は、コンクリートの打ちっぱなしの壁面に古材風の床やテーブルを置いてスタイリッシュな雰囲気に仕上げた。

 メーンとなる「ジャークチキン」(単品880円)は、ネギに似た風味のエスカリオンなど数種類のハーブやスパイスを配合したものに一晩漬け込んだ国産鶏もも肉の表面を直火グリラーで一気に焼き上げたもの。「本場では炭火でいぶして焼くため、脂が抜け過ぎてパサパサとした食感になってしまう。国産生鶏肉に味をよくなじませ直火で焼くと、ぐっとジューシーでスパイシーな味わいが生まれる」と大脇さん。

 メニューは、昼夜ともプレートメニューを多数そろえ、ジャマイカの豆ご飯・ライス&ピースが付く「ジャークチキンプレート」(Mサイズ=950円、L=1,150円)、ジャークチキンと同レシピの「ジャークポークセット」(1,050円)、インドカレーに似たスパイシーな香りが特徴の「ジャマイカンカリープレート」(880円)など。

 開店から約1カ月が過ぎた。「夜はアルコールにジャークチキン、単品メニューを注文する利用客が多い」といい、「サクサクフライドポテト」(M=420円、L=630円)、自家製「スモークエッグ」(180円)などのつまみ、生ビール(550円)、ブルックリンラガー(720円)などのアルコールもよく出ているという。

 「イメージは、日本人の嗜好(しこう)を軸にした『洋風の焼き鳥屋』」といい、今後はケイジャンやカリブ系などのメニューも増やし、ジャークチキンのテークアウトなども予定する。

 営業時間は11時30分~15時、17時~23時30分。火曜夜のみ定休。

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