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奥沢のギャラリーで「ちいさなものがたり展」-手のひらサイズの作品そろえる

「ちいさなものがたり展」会場の壁面には、手のひらサイズの作品を展示する棚も設置

「ちいさなものがたり展」会場の壁面には、手のひらサイズの作品を展示する棚も設置

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 東急目黒線・奥沢駅前にある「ギャラリー澄光(ちょうこう)」(世田谷区奥沢4、TEL 03-3748-2781)で現在、「ちいさなものがたり展」が開催されている。

約15センチ四方の棚に収まった「小さな家」の作品、高桑早苗「手紙」

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 同ギャラリーは、「アートを身近に楽しんでもらいたい」と1カ月に約2回の頻度で幅広いジャンルの作家を取り上げて作品展を企画。今回は「物語を思い描くような小さな作品」をテーマに、手のひら大に収まるサイズの絵、陶芸、ガラス、人形、オブジェなどの作品約100点を展示する。

 「手のひらに収まるくらいの小さな幸せが身近にあるだけで、日々の暮らしを豊かにしてくれる。その出合いのきっかけとなるような展示を今年のスタートにしたいと思い企画した」と同ギャラリー担当の梅原友紀さん。

 参加作家は、姉歯公也、掛川美季、木村藤一、五月女寛、鈴木真実、高桑早苗、鷹塀三奈、中村記代子、堀込和佳、松谷和恵、村瀬明希、ムラタカオリ、盛國泉、山本春香、米増由香、渡邉たまえ、ONION、HUIT(ユイット)、Yokoの計19人。

 作家同士のつながりはないが、各ジャンルで期待される若手作家、東京では出展の少ない地方作家たちが集まり、同展テーマに合わせて普段の創作スタイルとはまた違った表現で取り組んだ新作などもそろえる。「ギャラリー内に点在するように小さな作品を展示しており、おもちゃ箱に入ったようなワクワクする楽しさを感じていただけたら」

 展示作品は販売も行う。価格は、絵=5,500円~、陶芸=1,260円~、ガラス8,500円~、オブジェ=6,500円~、人形=18万円。

 開催時間は11時~19時。2月20日まで。

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