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現代美術作家と作る「大蛇」ワークショップ-奥沢・宮本三郎記念美術館で

奥沢神社例大祭「大蛇のお練り」にちなんだワークショップ「そらをとぶ?大蛇」
© Nakajima Takashi

奥沢神社例大祭「大蛇のお練り」にちなんだワークショップ「そらをとぶ?大蛇」 © Nakajima Takashi

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 世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館(世田谷区奥沢5、TEL 03-5483-3836)で9月4日、地元・奥沢神社例大祭「大蛇のお練り」にちなんだワークショップ「そらをとぶ?大蛇」が開かれる。

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 毎年9月第2土曜日開催されている同祭に合わせ、2004年の開館時より開いている同ワークショップ。災いや疫病から地域を守るため毎年新調されてきた同祭のわらの大蛇にちなみ、毎回さまざまな素材による大蛇作品を制作している。

 今年は現代アート作家の中島崇さんを講師に迎え、色とりどりの紙を使って思い思いの大蛇を制作。完成した作品は、同館内でつり下げ展示後、中島さんがそれらの作品を使って大きな大蛇に再構成する公開制作(8日)も行う。

 1972(昭和47)年東京生まれの中島さんは、1994年桑沢デザイン研究所写真研究科を卒業。2001年ドイツへ渡り、現地の現代アートに影響を受けて作品制作を開始。帰国後、2007年東京都文化政策ワンダーシード入賞。2009年~2010年旧フランス大使館で開催された現代アートイベント「NO MAN’S LAND project」に参加するなどアート系イベントやグループ展で活動している。

 「中島さんは、色のついた紙や木などの素材をさまざまな形にし、組み合わせては増殖させて大きな世界を作り上げていくアーティスト。参加者による一つひとつの作品を生かしながらさらに大きな大蛇を作り上げる、その段階的に変化していく作品にも注目してもらえたら」と同館担当者。

 開催時間は10時30分~17時。参加費は1,000円、定員は20人(事前申し込み制)。参加対象は小学1年生以上で、未満の場合は保護者同伴が必要。同作品展示は9月6日~10日(10時~18時)。

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