自由が丘駅前にあるギャラリー「DIGINNER GALLERY WORKSHOP(ディギナー ギャラリー ワークショップ)」(目黒区自由が丘1、TEL 03-6421-1517)で9月2日、「FLYING SAUCER ATTACK.....」展が始まった。
かっこいいフリスビーが壁一面にディスプレーされた「FLYING SAUCER ATTACK.....」展
2000年代にフランスで生まれ、壁や階段など街の建築物の構造を利用して楽しむストリートスタイルのフリスビー「disque de rue(ディスク・ドゥ・ルー)」。パリを拠点に活動するフリスビー集団「SPINCOLLECTIF Pari's」がユーチューブ上に動画を公開したことから話題となったが、今回同展を企画した「SpinCollectif Tokyo(スピンコレクティフ トウキョウ)」は、その東京チームに当たる。
「フリスビーは今や子どもから大人まで、場所を選ばず楽しめる『生涯スポーツ』として認定されているのに、ディスクのデザインは海外の物を含めてダサイものが多い(笑)。もっとかっこいいフリスビーを自分たちで作りたいと考えた」と同チームを主宰するアラケンさん。
同展で展示販売する約50点余りのフリスビーコレクションは、ボディーカラーのラインアップを増やし、ディスク面にシルクスクリーン印刷技術を取り入れるなど独自に開発したフリスビーがベースになっている。
サイズは直径15センチ~23センチの3種類で、量産可能なレギュラーフリスビーは単色=2,500円、2色=3,500円。そのほか各ジャンルで活動するアーティスト13組が制作した「プレミアムコレクション」や、アウトドアファッション誌「GO OUT」「ランドネ」との限定コラボフリスビーも展示販売する。
期間中の3日・10日は、ワークショップ「みんなでふりすびー大会」を駒沢オリンピック公園・中央広場階段付近で開催。ストリートだけでなくどこでも楽しめるよう基礎的な投げ方やキャッチの仕方などをレクチャーし、さらにジャグリングのようにディスクで遊んだり、床へのバウンドや壁にはわせたりするように飛ばすなど高度な技も披露する予定。
「今回展示するフリスビーは飾ってもかわいいが、まずは円盤を風に乗せてふわーっと飛ばす気持ちよさを体感してほしい。ここからフリスビーのルネッサンスを発信していけたら」(アラケンさん)とも。
営業時間は12時~20時(最終日は17時まで)。今月11日まで。ワークショップは予約不要。雨天時の開催情報などはアラケンさんのツイッターで確認できる。