等々力で「いじめ」「学校」がテーマの朗読会-ピンクシャツ・デーにちなみ

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等々力の「和室スタジオ 天野家(あまのや)」(世田谷区等々力6、TEL 03-3704-7026)で2月29日、「ピンクシャツ・デー朗読会」が開かれる。主催は鉄腕アマノ塾、小説家・詩人の中園直樹さん。

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 ピンクシャツ・デーとは2007年、カナダの高校生2人が始めた「いじめ防止」を呼び掛ける運動。ピンクのポロシャツを着ていたことからいじめの対象となった男子生徒の話がきっかけで、一斉にピンクのシャツを着ていじめ反対運動を起こそうと始まった。

 毎年2月の最終水曜、学校や職場でピンクのものを身に着けて意思表明を行う同運動は、カナダをはじめアメリカ、イギリスなど世界75カ国が参加する広がりを見せている。日本では、同運動がまだ広く知られていないのが実情。

 今回の朗読会を企画した中園さんは「英語圏の人々は、人類共通のこの問題から被害者の『命』を守ろうと立ち上がっている。被害者の命を守るためにもピンクシャツ・デーを日本に広めたい」と話す。

 同施設オーナーで、不登校などに苦しむ子どもたちの相談活動にも取り組む天野幸道さんは「中園さんは自らの過酷ないじめ体験を基に小説や詩集を発表しており、その傷みを知っている。彼の取り組みが多くの人に伝われば」と期待を込める。

 開催時間は18時~20時。当日は、いじめや学校をテーマとした詩の朗読のほか懇談会も予定。参加料は1,000円。参加申し込み、テーマに沿った作品発表希望者などの問い合わせは同施設(amano@mui.biglobe.ne.jp)まで。

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