自由が丘南口商店会は5月25日~27日の3日間、自由が丘駅南口エリアで毎年恒例の「rue de Marie Claire Festival」(通称=マリクレール祭り)を開催した。
同イベントは、自由が丘駅南口に面したマリクレール通りと九品仏川緑道をフランスの街角に見立て、「食の街」「音楽の街」「アートの街」「ショッピングの街」の4つのテーマで日替わりイベントやワゴンセールなどを行うもの。
自由が丘は、通りの由来となった同名ブランド店舗が以前あったことや、1999年には南仏エクス・アン・プロバンス市と友好都市の提携を結ぶなどフランスとの関わりは深い。開催にあたっては、フランス大使館文化部も後援者に名を連ね、フランス色あふれる同イベントは毎年人気を集めている。
イベント初日は悪天候に見舞われたが、2日目以降は晴天に恵まれたこともあり大勢の人でにぎわいを見せた。「食の街」では、本場フランスのクレープやフランスワイン、ヨーロッパ直輸入のチーズなどの屋台が人気を集め、九品仏川緑道沿いに設けられたオープンテラスで飲食を楽しむ家族連れの姿も。また「音楽の街」「アートの街」の特設舞台では、シャンソンライブやストリートパフォーマンスが行われ、観客からは大きな拍手が寄せられていた。