スイーツのフードテーマパーク「自由が丘スイーツフォレスト」（目黒区緑が丘2、TEL 03-5731-6600）で現在、東京・上野のクラシック音楽祭「東京・春・音楽祭」とコラボレーションした期間限定スイーツを提供している。

同館で4月7日開催予定のミニコンサート「桜の街の音楽会」に出演する「ヴィーヴ！サクソフォーン・クヮルテット」（写真提供：東京・春・音楽祭／ヒダキトモコ）

　「スイーツとクラシック音楽の融合」をコンセプトに、今年生誕200年を迎える作曲家ヴェルディとワーグナーをイメージして創作したのが、同館限定・パティスリー シュクレペール「ビバ！ヴェルディ」（480円）と、イリナ「ワーグナー・ハート」（580円）。

　ラベンダーの香りと爽やかな甘酸っぱさがアクセントの「ビバ！ヴェルディ」は、ミルクで煮出した仏産ラベンダーとアーモンドを合わせたムースの中に、オレンジとパッションフルーツのジュレを入れたもの。酸味のアクセントで「ドラマチックなヴェルディの人生や音楽を表現した」と佐藤吉男シェフ。

　かわいらしいハートがモチーフの「ワーグナー・ハート」は、東京・春・音楽祭で販売されている丸山珈琲（長野県）による記念オリジナルブレンド「ワーグナーブレンド」を使ったもの。カフェモカのムースにグリオット（チェリー）のコンポートを重ね、チョコブラン・ムースで包んだ。「心地良い重厚感のあるコーヒーを生かして素材のハーモニーを目指した」と高橋裕シェフ。

　期間中、「東京・春・音楽祭」プログラムの一つで、クラシック音楽が無料で楽しめるミニコンサート「桜の街の音楽会」を同館でも開催（4月7日14時～）。出演は、4種類のサクソホンによるアンサンブル「ヴィーヴ！サクソフォーン・クヮルテット」。同日開催の南口「自由が丘さくらまつり」（13時～、15時30分～）でも演奏する。

　営業時間は10時～20時。4月30日まで。