東急電鉄（渋谷区）は3月31日、東急東横線・大井町線自由が丘駅に商業施設「etomo（エトモ）自由が丘」を開業する。

「エトモ自由が丘」北口改札前の様子（イメージ図）

　エトモは同社が昨年から展開する東急線駅コミュニティー型商業施設ブランド。「駅ともっと、街ともっと」をキーワードに、駅ごとの特色に合わせた店を誘致し、その街に溶け込むような施設デザインで駅から街中へのにぎわい創出を目指すという。

　昨年12月に開業した「エトモ江田」（横浜市）に次ぐ同施設は、駅構内・駅隣接で営業する既存9店舗に加え、北口改札前・高架下（旧コンビニエンスストア跡）に同日オープンする2店舗を加えた計11店舗で構成。店舗面積は542平方メートル。

　特に北口の高架下空間は「TERRACE de JIYUGAOKA～洗練された上質な日常を～」をコンセプトに、従来の高架下のイメージを一新。白いブリックタイルや木目調のシート・塗装、ウッドデッキを取り入れ、「自由が丘の街に溶け込む『明るく』『洗練された』空間」を演出するという。

　新規出店するのは、東京・有楽町などに展開するライフスタイル提案型カフェ＆雑貨店「café & books bibliothèque（ビブリオテーク）」、生活雑貨・自然派化粧品店「MARKS＆WEB（マークス＆ウェブ）」の2店舗。

　既存店は、北口改札横のデニッシュ専門店「デニッシュバー」、ベーグル専門店「ジュノエスクベーグル」、駅構内のスープ専門店「Soup Stock Tokyo 自由が丘店」、南口改札横のシンガポール発ティーサロン「TWG Tea 自由が丘」など9店舗。

　営業時間は各店で異なる。