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都立大学駅前の食器専門店で「ポーランド陶器」展-老舗窯元のプレートも

美しい柄のパターンが特徴のポーランド陶器の中でも、デザイン性の高い作品で知られる「ツェラミカ・アルティスティチナ」社のプレート(写真)

美しい柄のパターンが特徴のポーランド陶器の中でも、デザイン性の高い作品で知られる「ツェラミカ・アルティスティチナ」社のプレート(写真)

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 都立大学駅南口にあるキャンドルと食器のセレクトショップ「Clave.(クラーヴェ)」(目黒区平町1、TEL 03-6421-2374)が現在、企画展「ポーランド陶器のある暮らし」を開催している。

ポーランド陶器「ツェラミカ・アルティスティチナ」社のプレートやリンゴポット

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 ドイツ国境近くにあるポーランド南西部の町ボレスワヴィエツは良質な陶土が取れることから、17世紀ころから「陶磁器の街」として知られている。スポンジ製スタンプでさまざまなモチーフを絵付けし、ブラシで仕上げる伝統的な手法によるテーブルウエアは、窯元や工房ごとに独自の色使いと柄を見ることができるという。

 その鮮やかな発色と洗練されたパターンに魅了され、開店当初からポーランド食器を数多く取り扱ってきたという同店。今回は同町2大工房の一つ「Ceramika Artystyczna(ツェラミカ・アルティスティチナ)」社製品をメーンに、プレートやマグカップなど100点超のポーランド製テーブルウエアをラインアップ。会期中に同社新シリーズ商品の追加も予定する。

 英語で 「Artistic + Ceramics(芸術性+ 陶磁器)」を意味する同工房では、特に「パターンデザイナー」をアーティストとして重視しており、豊富なパターンを使ったデザイン性の高い作品は欧州や北米で高い評価を得ている。

 「加熱によって色が変わることを考慮し、色の濃さやバランスまで計算された職人のスタンプワークはまさに一点もの。まるで1枚の絵のように表現されている」と同店主の青木辰徳さん・未来さん。

 取り扱うのは、直径20センチサイズの「プレート」(3,000円台)を中心に、焼きリンゴを作るために考えられたという「リンゴポット」(3,990円~4,725円)、パウンド型「ベーカリー」(4,410円)、スズランの花を思わせるシェイプの「マグカップ」(1,980円)など。

 いずれのテーブルウエアも電子レンジ、オーブン、食器洗い機で使え、「丈夫で扱いやすい」という。「焼き魚や煮込み料理などにも向いており、春から新生活を迎える方へのギフトにもお薦め」とも。

 営業時間は12時~20時。火曜定休。3月30日まで。

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