米アウトドア＆カジュアルウエアブランド「エディー・バウアー 自由が丘店」（世田谷区奥沢5、TEL 03-5726-3938）が、チェーンストア経営専門誌「販売革新」（商業界）が実施した「サービス オブ ザ・イヤー2015」で同率1位となるCS大賞を受賞した。

　サービス オブ ザ・イヤーは、全国小売店の「おもてなし」の実態を一斉調査したもの。本年度の同調査は日本の小売業27業種、767社・2159店舗を対象に、原則として1社につき複数店舗を全国から無作為に選んで、同誌独自の顧客視点に立った評価基準で調査を行った。

　調査は「売り場づくり」「ホスピタリティー（接客環境）」「接客スキル」「レジ・チェッカー（会計応対）」「ベストウエルカム（クレンリネス）」「CS（再来店意向）」の全6項目で、これらの達成率を算出してランキング化した。

　調査で100点満点を獲得した同店は、アパレル部門と総合ランキングでの「エディー・バウアー・ジャパン」同率1位獲得に大きく貢献した。熊谷拓店長は「既存・新規いずれのお客さまにも楽しんでいただけるよう『おもてなし』を大事に心掛けた点が今回評価いただけたと思う」と喜びを語った。

　米シアトルで創業した同ブランドは1994年、日本1号店を自由が丘北口にオープン。昨年2月に同店を閉店したが、「自由が丘は日本での始まりの地。第1号店時代からのお客さまの期待に応えたい」と同7月、南口にある現在の場所に再出店した。

　「『自由が丘に戻ってきてくれて良かった』という以前からのお客さまに加え、再出店でブランドカラーも一新したことで新しいお客さまからも支持を頂いている」といい、「お客さまにお買い物を楽しんでいただくためには、まず従業員自身が楽しんでいること、そして従業員の環境も良くしないとお客さまには伝わらない。今後もその両軸を心掛けていきたい」とも。

　営業時間は11時～20時。