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自由が丘にマドレーヌ専門店 オリジナルフレーバー38種、イートインスペースも

「フランスの片田舎に昔からあるようなカフェ」をイメージしたというマドレーヌ専門店「MADELEINE LAPIN」外観

「フランスの片田舎に昔からあるようなカフェ」をイメージしたというマドレーヌ専門店「MADELEINE LAPIN」外観

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 自由が丘北口に7月29日、マドレーヌ専門店「MADELEINE LAPIN(マドレーヌラパン)」(目黒区自由が丘2)がオープンした。

38種類のレシピの中から季節に合わせたオリジナルマドレーヌを販売する

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 日本人にも古くから親しまれてきたフランス生まれの焼き菓子・マドレーヌ。同店のマドレーヌは「マドレーヌが生まれた18世紀当時にあった材料(小麦粉・バター・砂糖・卵)だけを使ったクラシックな味わい」を目指し、38種類のオリジナルフレーバーで展開する。

 もともとレストラン業界などに携わってきた店主の村井瑞枝さんは仕事柄、手土産を購入する機会が多く「日持ちがして小分けにもできる、おしゃれな手土産はないだろうか」と探す中で、学生時代に旅したヨーロッパ各地で朝食やお茶受け代わりによく食べられていたマドレーヌを思い出したという。「安心・安全・手作りのマドレーヌにさまざまな味が選べる楽しさを加えることで、スイーツ店では脇役的存在のマドレーヌのイメージを覆したい」と同店を起業した。

 マドレーヌの原材料はきめ細やかさか特長の北海道産小麦粉、平飼い・無投薬の自然な状態で育てた愛知県産卵、マダガスカル産バニラビーンズなどを使用。保存料や着色料、人工香料、トレハロース、トレモリンなどを使わずにしっとりとした食感となるよう、バターや卵の配分量や水分量にもこだわったという。試作を重ねて開発した38種類のレシピの中から、店頭では常時7~9種類の自家製マドレーヌを焼きたてで提供する。

 場所はサンセットストリート沿いの路面店で、旧「UPSTART 自由が丘店」跡。店舗面積は29坪。外観はグリーン、店内は白を基調とした店舗デザインは「フランスの片田舎に昔からあるようなカフェ」をイメージした。席数はカウンター席・テーブル席の計37席。

 マドレーヌのメニューは定番「バニラ」をはじめ、「イタリアンチーズ(季節限定)」などの塩味系、チョコレート系、フルーツ系、紅茶系などのフレーバーをラインアップする。秋冬は「チョコレートフォンデュ」なども展開する予定だという。価格は208円~218円。

 そのほか、週末限定テークアウト用に「ミニマドレーヌ」も販売する。マドレーヌを「パウダーシュガー」「シナモンシュガー」の2種類でグラサージュ(=表面コーティング)したもので、Sサイズ(60グラム)=398円、Mサイズ(90グラム)=500円。

 イートインスペースでは、マドレーヌに自家製ジェラートとソースを添えたオリジナルスイーツ「抹茶とココナツのレモンクリームプレート」「チョコレートとバニラのマンゴークリームプレート」「フルーツと紅茶のコーヒーキャラメルクリームプレート」(各980円)を提供する。

 そのほか、自家製チョコレートとコーヒーのアイスにベリーソース、グラノラを加えた「チョコレートパフェ」(950円)や、ランチタイム(11時~15時)にはマドレーヌとドリンクが付いた「ラパン特製デリプレート」(平日=1,490円)、限定10食「グラタンプレート」(同1,390円)などのセットメニューも。(以上、税別)

 村井さんは「焼きたてやアレンジメニューなど今までとは違うマドレーヌの楽しみ方をご提供していきたい」といい、今後はオンラインショップの展開なども予定している。

 営業時間は11時~19時30分。火曜定休。

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