九州の伝統織物を使って現代的に仕立てた「もんぺ」を紹介する「家族でモンペ展」が5月29日、日本製雑貨とアパレルのセレクトショップ「katakana 自由が丘店」(世田谷区奥沢5、TEL 03-5731-0919)で始まった。
九州の伝統織物「久留米絣(かすり)」は、福岡県南部にある筑後地方で江戸時代から200年以上も続く織物。地域で培われてきた綿素材を生かし、日本の作業着「もんぺ」とアメリカのワークパンツ「ジーンズ」を重ねて日本のジーンズ「MONPE」としてリバイバルしたのが地域文化商社「うなぎの寝床」(福岡県八女市)。同展では、同社定番モデル58種類に、katakana別注モデルのチェック柄など16種類を加えた計74種類の色柄のバリエーションをそろえる。
取り扱うもんぺの形は、本来のもんぺ型をベースにしたゆったりとした形の「ファーマーズもんぺ」(1万4,850円~)と、すっきりとしたシルエットで動きやすい「現代風もんぺ」(1万4,850円~)の2種類。S(ウエスト64~96センチ)、M(同65~102センチ)、L(同68~108センチ)の3サイズを用意する。
katakana別注モデルは、アパレル業界で20年以上のバイヤー経験を持つ店主の河野純一さんならではの視点で、「普段の洋服と同じように着こなせる柄」をセレクトした。中でも、「昨年好評だったチェック柄を今年は充実させた」と言い、6色の色糸を折り重ねた「チェックチェック」や、生地表面のシボ(凹凸)が特徴の「しじら織り」生地を使った「マドラスチェック」などをそろえる。
同店担当者は「近年、日本の夏は年々長く、厳しさを増している。冷感素材や機能性衣料への注目が高まる一方で、改めて見直したいのが、日本の気候や暮らしに根ざした衣服。その一つが久留米絣のMONPEで、風が抜けることで熱がこもりにくく、暑い日本の夏を快適に過ごすための知恵が詰まっている」と話す。
営業時間は11時~19時。火曜定休。7月16日まで。