「自由が丘映画祭」が今秋、初めて開催される。
「自由が丘映画祭」コンペ部門の審査員長を務める、作曲家の植松伸夫さん
映画が最盛期だった昭和30年代には、数多くの常設映画館があった自由が丘。やがて時代の流れとともに姿を消したが、映画文化が自由が丘の街にもたらした恩恵は大きかった。
「映画館のない街に、新たな映画文化を」をコンセプトに掲げ、映画祭を立ち上げた同実行委員会は「そうした街の文化的な土壌と映画文化の記憶を受け継ぎ、映画を通じて、人と人、人と街、街と文化をつなぐ新たな交流の場を創出したい」と意気込む。
映画祭の企画・プロデューサーは、自由が丘を舞台にした自由が丘商店街振興組合による自主製作PR映画「女神の街」を手がけた映画監督の横山翔一さんが務める。
映画祭は11月13日~15日の3日間開催。会場は、9月開業の駅前商業施設「自由が丘ミューズスクエア」内で同振興組合が運営する多目的ホールを中心に、駅周辺での展開を予定している。
上映するのは、国内外の実写劇映画、アニメーション映画長編作品を扱う「招待作品上映」部門と、自由な発想と独自の視点を持つ作品から選んだ「コンペティション」部門。
コンペティション部門の作品募集が6月15日に始まった。募集するのは、60分以上の「長編部門」、30分未満の「短編部門」、15分未満の「自由が丘こども映画祭部門」の3部門。締め切りは8月15日。
審査には、ゲームソフト「ファイナルファンタジー」シリーズで知られる作曲家・植松伸夫さんが当たる。植松さんは「どんな作品に出合えるのか、今から楽しみにしている」と話す。