3人の作家による作品展「6月ごもり」が6月17日、ギャラリー自由が丘(世田谷区奥沢5、TEL 03-6715-6551)で始まる。
「おこもり」を愛する共通点を持つ作家、木曜日さん、渡邊綾乃さん、木白牧(きしろまき)さんによる同展。それぞれ異なる画風と画材で、雨や傘といった「6月」をテーマに描いた作品をはじめとする小品を中心に展示する。
木曜日さんの作品は、透明水彩や色鉛筆、銅版画などを使い、心象風景を子どもの姿に重ねて描く。同ギャラリーの大岩明美さんによれば、「寂しさや悲しさ、怒りの奥にある温かく、切なく、穏やかなものを形にすることで多面的に表現している」という。
渡邊さんは武蔵野美術大学油絵学科出身。作風は「鳥頭」の人物を中心とした油彩画で、一見するとシュールな作品だが、「言葉遊びやブラックユーモアを含んだ物語性のある作品」(大岩さん)とも。
木白さんは大学院で獣医学専攻博士を終了後、鯨類調査員の傍ら独学で絵画制作を始め、作家へ転身した経歴を持つ。アクリル画材を中心としたミクストメディア作品を手がけ、自然と命をテーマに「細胞→鯨(個体)→地図(社会)」というつながりをモチーフに描いている。
「じめじめと蒸し暑い季節のひととき、雨宿りや涼を求めて、作品を見に『おこもり』に来ていただけたら」と来場を呼びかける。
開催時間は12時~18時(最終日は16時まで)。入場無料。会期中の今月26日14時から作家によるお茶会とギャラリートークも開く。今月30日まで。