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自由が丘の商店会が「女神まつり」で食用廃油回収-バス燃料やキャンドル原料に

回収した食用廃油は、コミュニティーバスの燃料やエコキャンドル製作の材料となり、後日エコキャンドル売上金の一部は「自由が丘森林化計画基金」への寄付に充てる予定

回収した食用廃油は、コミュニティーバスの燃料やエコキャンドル製作の材料となり、後日エコキャンドル売上金の一部は「自由が丘森林化計画基金」への寄付に充てる予定

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 自由が丘北口の商店会「自由が丘駅前中央会」は自由が丘女神まつり(10月10日・11日)期間中、使用済みの食用油を回収するエコ企画「廃油でつながる、エコリレー」を開催する。

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 自由が丘では、飲食店や家庭から出た食用廃油を精製したリサイクル燃料で走るコミュニティーバス「サンクスネイチャーバス」を運行しており、同商店会は昨年より、毎年多くの来街者が集まる「女神まつり」期間に一般家庭から出る食用廃油の回収を始めた。

 回収した廃油はバス燃料として使われるほか、今年は自由が丘の街が取り組むエコ活動「自由が丘森林化計画」の一環としてエコキャンドルの製作も計画。製作は産業能率大学(世田谷区)の学生が担当し、完成したエコキャンドルは同大学園祭「第45回自由が丘産能祭」(11月13日・14日)で展示販売するほか、自由が丘のクリスマスイベントで使用するなど「環境を見つめ直すきっかけ」を提供する予定。

 同商店会理事でエコプロジェクト担当の冨田佳月子さんは「今年は500ミリリットルペットボトル50本相当の廃油回収を目標としている」といい、「誰でも今日からできるエコをテーマとした『エコ紙芝居』(10日14時~)も開催するのでぜひ駅前中央会会場へ遊びに来ていただければ」と参加を呼びかける。

 廃油回収は、冷めた状態の食廃油を500ミリリットルペットボトルに詰めた状態で持ち込む。各日先着25人には菓子セットなど進呈。受け付けは同商店会イベント会場「Jazz Station」エコブースで、各日11時~19時。

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