産能大学園祭にエコキャップ巨大アート-自由が丘商店街とコラボ

エコキャップ4万個による巨大アート制作時の様子。会場に用意した壇上から見渡すと「ホイップるん」が浮かび上がる

エコキャップ4万個による巨大アート制作時の様子。会場に用意した壇上から見渡すと「ホイップるん」が浮かび上がる

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 11月14日・15日に開催される産業能率大学・自由が丘産能短期大学(世田谷区等々力6)学園祭「第44回自由が丘産能祭」内で、地元自由が丘のエコイベントで回収したエコキャップを使った巨大アートが展示される。

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 同大経営学部は今年4月、自由が丘商店街振興組合との連携による都市型ビジネス科目「自由が丘イベントコラボレーション」を新設。学生は、同組合が主催する自由が丘の2大イベント「スイーツフェスタ(5月)」「女神まつり(10月)」に運営スタッフとして参加、約半年間でイベントの企画から運営までを実践的に学んできた。

 今回の作品制作は、同授業の一環として企画されたもの。「女神まつり」期間中に行ったエコイベント「JIYUGAOKA ECO CHALLENGE 2009」で回収したエコキャップ約4万個を使い、学生たちが数日間かけて自由が丘のスイーツキャラ「ホイップるん」をかたどったアートを作り上げた。

 企画担当で、同学部現代ビジネス学科ビジネス経営コース3年の渡邊嵩さんは「エコキャップ持参という誰もが気軽に参加しやすいエコ活動だったからか、2日間という短期間の回収にもかかわらず4万個も集まり、想像以上の反響で驚いた」と話す。

 授業の集大成となる同作品は、学園祭終了と同時に解体し、エコキャップはリサイクル収益で発展途上国の子どもたちにワクチンを届けるNPO法人エコキャップ推進協会へ送られる。「自由が丘の街とのコラボレーションの成果が、最終的にこうした一つの形になったことはうれしい。エコ活動に参加してくださった方をはじめ、ぜひ多くの皆さんに作品を見ていただけたら」(渡邊さん)。

 展示会場は同大学キャンパス1号館1309教室。開催時間は10時~16時。「自由が丘産能祭」の詳細は公式サイトで確認できる。

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