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若手作家専門の現代美術ギャラリーが3周年-学芸大「ユカリアート」

大畑伸太郎「loop」(2010)
アクリル・キャンバス・発泡スチロール・和紙・木材・金属材
平面:130.3x194cm
立体:H190xW150xD70cm 
courtesy of ユカリアート・コンテンポラリー

大畑伸太郎「loop」(2010) アクリル・キャンバス・発泡スチロール・和紙・木材・金属材 平面:130.3x194cm 立体:H190xW150xD70cm courtesy of ユカリアート・コンテンポラリー

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 学芸大学駅東口にあるギャラリー「YUKARI ART CONTEMPORARY」(目黒区鷹番2、TEL 03-3712-1383)で現在、「ギャラリーオープン3周年記念展覧会 vol.1『素晴らしき哉、人生。 it's a wonderful life!』」が開催されている。

片山大輔さんの立体作品「交差点でさかなに逢った魚」

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 新進気鋭の若手現代美術家のみマネジメントし、彼らを含むスタッフ全員が1970年代以降生まれの同ギャラリーは、「同じ時代を生きてきた作家の作品を世の中に残していきたい」との思いから2007年10月にオープン。現在12組の作家を所属させ、月替わりの展覧会をメーンに国内外のアートフェアへも出展するなど精力的に活動している。

 3周年を記念した同展では、同ギャラリー第1回目の展覧会を行った大畑伸太郎さん、今秋より正式に同ギャラリーマネジメントアーティストに加わった新人の片山大輔さんと高あみさんの3人を取り上げる。

 ホワイトキューブの展示室・スペース1では、1984(昭和59)年生まれの片山さんと1982(昭和57)年生まれの高さんが、色彩と若さあふれるエネルギッシュな立体・平面作品を展示。隠し部屋のような空間のスペース2では、1975(昭和50)年生まれの大畑さんがメリーゴーランドと女の子にまつわる物語仕立ての立体・平面作品を展示する。

 「ユカリアートをけん引する作家と新人2人、三者三様の『今、この瞬間』をご覧になり、生きていることの素晴らしさ、奇跡のようなものに思いをはせていただけたら」と話すのは、同ギャラリー代表でディレクターのみつまゆかりさん。

 来年1月には、同ギャラリー所属のいしかわかずはるさん、施井泰平さん、淀川テクニックによる記念展覧会第2弾を予定。「最近は海外アートフェアなどへの出展が続いていたが、来年はギャラリー展示を充実させたい」。

 営業時間は、木曜~土曜=11時~19時、水曜=事前予約制(最終日は17時まで)。日曜~火曜休廊。12月11日まで。

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