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尾山台「オーボンヴュータン」がラブケーキ予約開始-チャリティー企画で

1ピース足りないホールケーキ「ラブケーキ」を買って募金に協力する「ラブケーキプロジェクト」。写真は河田パティシエによる今年のラブケーキ「アラベスク」

1ピース足りないホールケーキ「ラブケーキ」を買って募金に協力する「ラブケーキプロジェクト」。写真は河田パティシエによる今年のラブケーキ「アラベスク」

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 尾山台にあるフランス菓子店「AU BON VIEUX TEMPS(オーボンヴュータン)」(世田谷区等々力2、TEL 03-3703-8428)が12月1日、 チャリティーイベント「ラブケーキプロジェクト」のケーキ予約販売の受け付けを始めた。

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 同プロジェクトは、世界の子どもたちを支援する国際NGO「ワールド・ビジョン・ジャパン」(新宿区)がクリスマスシーズンに行っているもので、今年で2回目。全国のパティシエ有志が、「1ピース足りないホールケーキ」というユニークな形をした「ラブケーキ」を作り、通常のホールケーキと同価格で販売。その足りない1ピース分の金額が同NGOに寄付され、途上国の子どもたちへの食料支援プロジェクトに使われるという。

 昨年に続いて同プロジェクトに参加する同店・河田勝彦パティシエは「(初めてこのプロジェクトを知ったとき)いい取り組みだなと賛成した。我々『お菓子屋』としても、自分たちの役割を通じて何かしら社会に貢献しなきゃいけないことがあるといつも思っている」と話す。

 昨年の販売実績は18台。「今年は昨年の2倍くらいは予約いただけるかなと思う。前回は初めての取り組みだったので僕自身が身構えてしまったところもあり、また『切り取った部分をどうしよう』という心配もあった。そこで無駄にしないようにとカットした1ピースも販売し、その売り上げも合わせて寄付した」。

 河田シェフが今年創作するラブケーキは、カラメルとモカ風味のケーキ「アラベスク」(15センチ=3,000円)。ケーキ1台購入につき、375円の寄付となる。

 「昨年とは異なるケーキをお客さまに楽しんでいただきたくて、デザインも味わいも全く異なるケーキにした。職人のプライドもあるので昨年と同じものは作らない。毎年違うケーキを楽しんでもらいたい」とも。

 営業時間は9時~18時30分。水曜定休。予約は12月19日まで。受取期間は12月26日~31日。

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