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「写ルンです」で撮った作品展、学芸大の写真店で開催

一人の男性の日常を「スクエア写ルンです」で切り取った「尾花大輔 写ルンです展『寂しいくらいで丁度いい』」作品より

一人の男性の日常を「スクエア写ルンです」で切り取った「尾花大輔 写ルンです展『寂しいくらいで丁度いい』」作品より

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 カメラや写真好きのためのコミュニティーサイト「カメラピープル」運営や写真プリントサービスなどを手がける「モノグラム」(目黒区鷹番2、TEL 03-3760-5852)で6月2日、「尾花大輔 写ルンです展『寂しいくらいで丁度いい』」が始まった。

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 尾花さんの本業はグラフィック・ウェブデザイナー。自身のブログ「大砲の街」で2005年より、プラモデルカメラやフィルム一眼カメラで撮影した作品を更新している。

 尾花さんが今回使用した「スクエア写ルンです」は、正方形サイズの写真が撮影できる使い切りカメラ。デジタルカメラなどと違い、手ぶれや暗い環境での撮影には劣る面はあるものの「プリントの出来上がりを待つワクワク感、撮影時の状況をそのまま表現できるのも魅力」と同店ディレクターのミヤモトタクヤさん。

 同展では「カメラはあまり写らないくらいで、そして、日常は寂しいくらいで丁度いい」をコンセプトに、一人の男性の日常を追った組み写真144点、大伸ばしサイズ5点を展示。同カメラが持つ「生っぽい」表現力と、写真プリントの「正方形」というコミカルなかたちが、不思議なバランスを作りだしている。

 被写体の男性は、特に著名というわけではないそうだが「どこにでもいそうな彼を追った作品を見ていると、なんとも愛されるキャラクターに感じられる。それも『写ルンです』独特の写りが、ライブ感を味わえる作品にしているのでは」とミヤモトさん。

 営業時間は11時~20時。水曜定休。今月14日まで。

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