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駒沢「東京ラーメンショー」第1幕始まる-隠れご当地ラーメンに注目

写真のラーメンは、ジューシーなチャーシュー、刻みタマネギの「ヤクミ」、味玉をトッピングした「房総竹岡式 全部乗せスペシャル」(400円追加)

写真のラーメンは、ジューシーなチャーシュー、刻みタマネギの「ヤクミ」、味玉をトッピングした「房総竹岡式 全部乗せスペシャル」(400円追加)

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 駒沢オリンピック公園中央広場(世田谷区駒沢公園1)で10月26日、日本全国のご当地ラーメンが一堂に集まる日本最大級ラーメンイベント「東京ラーメンショー2012」が始まった。

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 今年は期間を「第1幕(=10月26日~30日)」「第2幕(=10月31日~11月4日)」の2部構成に拡大。期間の前半・後半で出店ブースの総入れ替えを行い、各20ブースずつ出店する。

 テーマは「日本のご当地ラーメン再発見!」。前半出店ブースの中で東京ではまだあまり知られていない「隠れご当地ラーメン」は、地元では60年以上の歴史があるという牛の風味牛骨からだしを取った「鳥取牛骨ラーメン」(牛骨ラーメン応麺団)、中華麺消費量日本一・山形県から初出店となる「山形鶏中華」(新旬屋 麺)など。

 同イベント実行委員長で、「日本一ラーメンを食べた男」として知られるラーメンデータバンク(目黒区)会長の大崎裕史さん「おすすめ」の楽しみ方は、「例えば自由が丘エリアの方であれば、『都心から近いけれど意外とまだ食べたことがない』ご当地ラーメンを食べてみては。これをきっかけに気軽に本場へも足を運び、食べ歩きを楽しんでもらえたら」

 前半出店する「都心から近い隠れご当地ラーメン」は、千葉県富津市にある小さな港町で半世紀以上にわたり愛されている「房総・竹岡式ラーメン」(千葉ラーメン拉麺 ra2・麺屋宗・武道家)と、3年連続出店の東京発「八王子ラーメン」(多摩組)。

 漁師からのリクエストで生まれたという竹岡式ラーメンは、濃いめの真っ黒なしょうゆスープとラーメンでは珍しい「乾麺」を使っているのが特徴。同ラーメン発祥の店「梅乃家」で長年使われている乾麺と秘伝のしょうゆを使い、その製法を忠実に再現したという。「乾麺は通常のラーメンよりも多少ゆで時間はかかるが、本家からお墨付きをもらった味をぜひ食べてみてほしい」とも。

 開催時間は10時~21時(各期間最終日は17時まで)。雨天決行。入場無料。期間中のラーメン販売は全てチケット制で前売り券・当日券共800円。前売り券はセブン-イレブンで販売中。

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