食べる 学ぶ・知る

「自由が丘産はちみつ」使ったカステラが好評-「蜂の家」が数量限定販売

午前中に売り切れてしまうことも多いという、蜂の家「丘ばちかすてーら」

午前中に売り切れてしまうことも多いという、蜂の家「丘ばちかすてーら」

  • 0

  •  

 自由が丘駅前の和菓子店「蜂の家(はちのや)自由が丘本店」(目黒区自由が丘2、TEL 03-3717-7367)が今秋から、自由が丘産はちみつを使ったオリジナル商品「丘ばちかすてーら」を発売し人気を集めている。

ベテラン職人が焼き加減や配合にもこだわった「丘ばちかすてーら」(写真)

[広告]

 自由が丘商店街振興組合が街の真ん中でミツバチを育てる「丘ばちプロジェクト」で採蜜したはちみつを使った同商品。同店の定番商品「かすてーら」をベースに、ベテラン職人が焼き加減や配合を変えながら試作を重ねて完成した。ふんわりとなめらかな食感とやさしい甘みが特長。

 同はちみつを使った「丘ばちスイーツ」シリーズはこれまで、老舗洋菓子店「モンブラン」(自由が丘1)や「自由が丘スイーツフォレスト」(緑が丘2)などが創作。はちみつの供給量に応じて、期間や数量を限定して販売している。

 小沼麻子店長は「これまでお客さまから『丘ばちのお菓子はないの?』と聞かれることも多く、私たちも関心は持っていたが、供給量が限られていると聞いて(プロジェクト参加は)難しいと考えていた」と話す。

 同店では今夏から同プロジェクト支援店舗として正式参加し、養蜂に欠かせない「蜜源(みつげん)」となるバラやハーブを店先で栽培するなど緑化活動を展開。その活動が認められ、はちみつの供給が始まった。

 「洋菓子のような派手な商品ではないが、どなたでも手に取りやすく、安心して食べていただける和菓子店ならではのカステラを創作した」と小沼店長。10月上旬から告知なしで販売を始めた所、開店早々に売り切れてしまったという。現在は1日80~100個程度用意しているが、それでも「何回目かでようやく買えた」と話す利用客も。

 「丘ばちかすてーらは初の自由が丘本店限定商品で、大事なお菓子の一つとして今後もご提供していきたい」といい、「第2弾として『丘ばちどら焼き』も検討している」とも。

 価格は1個200円(税別)。販売は同店のセールイベントや年末年始などを除く(予約不可)。

 営業時間は9時30分~20時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース