日本製雑貨とアパレルのセレクトショップ「katakana(カタカナ)自由が丘店」(世田谷区奥沢5、TEL 03-5731-0919)で現在、企画展「カタカナ水族館」が開かれている。
シンプルでモダンな雰囲気の砥部焼「すこし屋」による魚柄の器たち
さまざまな「海の生き物」をモチーフにした日本製雑貨をセレクトした同展。クジラやペンギンなど水族館でも人気の生き物から、アジやブリなど私たちの食生活になじみのあるものまでユーモラスに表現した雑貨やおもちゃ、食器、食品などをラインアップする。
愛媛・砥部焼作家の松田歩さんが手掛ける陶器ブランド「すこし屋」は、伝統技術を守りながら、魚柄の繰り返しパターンによるシンプルなデザインでモダンな雰囲気を感じさせる食器をそろえる。商品は、そばちょこ=1,300円、マグカップ=1,600円、皿=2,000円~など。
北海道の陶芸家・野村亜土さんの作品は、白が基調の器にレリーフを付けているのが特長。ゆったりと泳ぐクジラの姿が立体的に浮かび上がった皿、すりこぎをセイウチに見立てたすり鉢セットなど愛らしい作品が目を引く。商品は、皿=2,300円~、鉢=1,600円~。
同店の人気アイテムという、地元・奥沢の刺しゅう作家「おいしいせかい」さんの刺しゅうワッペンシリーズは今回、シャケやブリの切り身、アジの開き、シシャモなどの魚料理を2センチ大のサイズで表現した。価格は各400円。
東京・駒形にある日本製バルーンメーカー、エス・エー・ジー・バルーンズは、ヘリウムガスで膨らませるとフワフワと浮かぶ「お散歩バルーン」のベビーペンギン、「おさかなバルーン」のクマノミやツノダシを用意する。価格は1,000円(ヘリウムガス充てん付き)(以上、税別)。
同展を企画した店主の河野純一さんは「水族館は子どもから大人までドキドキ・ワクワクする場所。そんな不思議で楽しい空間を当店で表現できればと考えた。海の生き物を見る・食べる・遊べるカタカナ水族館で、海の生き物と楽しんでいただけたら」と話す。
営業時間は11時~20時。7月2日まで。